「絶望しかない…」 『ジャンプ』35号、『ヒロアカ』最新話で明らかになった宿敵・死柄木弔の過去

マンガ・アニメ

2019/7/31

img01
『週刊少年ジャンプ』35号(集英社)

 2019年7月29日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』35号に掲載された、『僕のヒーローアカデミア』第237話。ついに宿敵・死柄木弔の過去が明らかとなり、読者から「絶望しかない…」「想像以上に辛いエピソード」と大反響が巻き起こっている。

 同作は『週刊少年ジャンプ』33号より、弔の過去を描いた「志村転弧:オリジン」が展開中。ヒーローへの憧れを父・弧太郎に否定され、家族にも助けてもらえなかった悲しみから転弧に“個性”が発現する。続く「志村転弧:オリジン2」では、転弧自身の意思に関係なく一瞬で姉・母・祖父母の肉体を崩壊させてしまう。

 転弧は自分を拒絶した弧太郎を自らの意思で殺害し、第237話の冒頭であてもなく街中を彷徨うことに。異様な目つきと笑みを刻んだ転弧に手を差し伸べる市民は誰もいなかったが、そんな彼の前に1人の男が現れる。男は“衝動”を押さえようともがく転弧に、「ああかわいそうに 何を恐れている? 心のままに動けばいい」「縛られるな 恐れるな 君の中にあるモノが何より大切なんだよ」と語りかけた。

 やがて転弧は家族の“手首”を顔・首・腕につけて街の不良2人を惨殺。生まれ変わった転弧に、男は不良2人の手首と「おまけ」の手首を1つ添えてプレゼントする。「さぁ見せておくれ 君の姿を」「死柄木 弔」と声をかける男。姿を現した弔が“しがらき”の意味を問うと、男は笑みを浮かべて「私の苗字」と言う──。

 衝撃的な展開を迎えた“志村転弧:オリジン”に、読者からは「弔はもう同情できる余地がないところまできてしまった」「救いのない過去エピソードがヘビーすぎる!」と悲鳴が続出。また今回のエピソードでは男が死柄木弔と名づけたシーンでサブタイトルの「死柄木弔:オリジン」が示される演出もあり、「サブタイトルが出た瞬間鳥肌が立った」「これは志村転弧の物語であり死柄木弔の物語でもあったんだな…」といった声も相次いだ。

 「死柄木弔:オリジン」のラストで物語は現在に戻り、弔は顔につけていた父の手首を粉砕。“しがらみ”を破壊した弔が今後どのような変化を見せるのか注目しよう。

img02
『僕のヒーローアカデミア』23巻(堀越耕平/集英社)