「早く助けてコナンくん!」 意外な容疑者に擁護の声続出【アニメ「名探偵コナン」951話】

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更新日:2019/9/27

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『名探偵コナン』96巻(青山剛昌/小学館)

 2019年8月17日(土)に放送されたアニメ「名探偵コナン」第951話。殺人事件の容疑者として意外な人物の名前が挙がり、「いい人が疑われるのは辛い…」「これ絶対罠でしょ!? 早く助けてコナンくん!」と話題になっていた。

 今回の事件が起きたのは、少年探偵団のお気に入りでもある玉木ブックカフェの店主・玉木裕次郎に舞い込んだある依頼がきっかけ。依頼者は旦那が入院中だという女性・水谷明子で、自宅の書斎にある本をすべて査定して買い取って欲しいという内容だった。一方店に現れた青年・沢田良介も、古書の背表紙が写った画像を見せて査定を依頼。写っていたのは貴重な本ばかりで、裕次郎は200万くらいになるだろうと推測する。

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 旦那に黙って本を売ろうとしていた明子は、旦那と話し合った末、高価な稀覯本以外を裕次郎に売却。ところが後日、残しておいた稀覯本が全て書斎から盗まれてしまう。明子は裕次郎の仕業だと疑うが、裕次郎には店にいたというアリバイが。見かねた元太が自分たちで真犯人を探そうと言い出した矢先、公園で良介が何者かに殴殺される事件が起きた。

 遺体を見つけて通報したのは明子で、傍には裕次郎がいたと証言。裕次郎は良介に呼び出されたと弁明するが、凶器と思われる石から裕次郎が愛用しているハンドクリームの成分が検出される。少年探偵団が信頼している裕次郎が最も怪しいというこの状況には、視聴者も驚いたよう。「これはハメられたパターンでしょ!?」「証拠が揃いすぎてて逆に怪しい」「何か穴があるはず…!」と推測する声も相次いだ。

 コナンも裕次郎の潔白を信じ、くまなく現場を観察。明子の眼鏡にハンドクリームが付着していることを突き止め、良介を殺したのは明子だと断言する。明子は旦那が手放さなかった稀覯本を何とかして金にしようと考え、盗難を装って良介に売ってもらう計画を実行。しかし分け前について揉めたため、裕次郎に疑惑の目が向くように仕組んで良介を殺害していた。

 大好きな裕次郎の無実が証明され、少年探偵団は大喜び。ブックカフェはこれからも彼らの憩いの場となるだろう。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/