「これは普通にガチ泣き」『マガジン』44号、『七つの大罪』エスカノールの過去に号泣者続出!?

マンガ

公開日:2019/10/4

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『週刊少年マガジン』44号(講談社)

 2019年10月2日(水)に、『週刊少年マガジン』44号が発売。2年ぶりとなる『七つの大罪』外伝ではエスカノールの本心が描かれ、「エスカノール外伝が泣かせにきてる」と話題になっている。

 エスカノールは、傲慢の罪(ライオン・シン)を背負う“七つの大罪”団員。日の出と共に力を増し、昼は最強、夜は最弱となる。元々は王国の王子であったが、その呪いのせいで国を追われる羽目に。唯一の理解者・ローザによって何とか逃亡に成功するも、その後彼女の消息は不明。外伝第5弾「王は孤独に歌う」では、エスカノールが七つの大罪に加入するまでの物語が紡がれている。

 物語冒頭から“傲慢極まりない罪人”として、鞭打ち1,000回と磔刑を言い渡されるエスカノール。するとそこに七つの大罪団長・メリオダスが現れ、エスカノールを団員の一員にしようと身柄を引き取る。団員たちは彼を快く迎え入れるが、当の本人はなかなか決意を固めない。「(ローザも)僕が死んでくれた方が喜ぶ」と泣き言ばかり吐いていると、メリオダスから“明日の正午に俺と勝負しろ”と提案が。メリオダスが勝ったら七つの大罪に加入し、エスカノールが勝てば自由にしていいというものだった。

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 勝負はメリオダスの圧勝。さらに「自分の命を自分1人のモンだと思うな」「それを簡単に死にてえだの生きる価値がねえだのと… おこがましいぜ」と諭されると、エスカノールはようやく“まだ生きていたい”と本音をこぼした。そしてそのまま気絶したエスカノールの前には、笑みを浮かべるローザの姿が。「キミに救われたこの人生をこれからは必死に生きてみるよ」と彼女に宣言したところで、幕切れとなる―。

 “傲慢”のまま生きることを決意した彼の姿には、「これは普通にガチ泣き」「辛い過去があって今があるんだね」「エスカノール外伝、最高すぎ。特に後半の展開が神」「口癖の『おこがましい』がまさか団長発祥だったとは…」「これは益々エスカノール人気が上がるな」と感動の声が相次いだ。

 これまで全5つの外伝が紹介された『七つの大罪』。次の外伝では、一体どんな過去が明かされるのだろうか。

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『七つの大罪』38巻(鈴木央/講談社)