「貧乏神さんめっちゃいい事言うじゃん」 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第87話、札束に火を放った少女と貧乏神のエピソードが好評

マンガ・アニメ

2020/1/12

『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2020年1月5日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第87話が放送。貧乏神と座敷童子という正反対の妖怪2人が登場し、「貧乏神が意外といいヤツだった」「持ちつ持たれつな関係なんだね」と話題になっている。

 今回のエピソードで描かれたのは、まなの友達・綾とその両親の物語。綾の両親は喫茶店を経営していたが、店に住み着いた貧乏神のせいで全く繁盛していなかった。まなに指摘されて初めて貧乏神が見えるようになった綾は、この家から出ていってほしいと激怒。貧乏神は自分のおかげで家の平和が保たれていると主張しながら、最終的に出ていくことを決める。

 その代わり綾の家にやってきたのは、家に富をもたらす座敷童子。綾のことをかなり気に入ったようで、彼女の幸せを願って店を繁盛させた。突然儲かり始めたことに気を良くした両親は、座敷童子に「もっと店を大きくしたい」と懇願。喫茶店はショッピングモールになり、遊園地まで併設される大型施設に発展する。

 金の匂いを嗅ぎつけたねずみ男がヤクザを連れて強請りに現れるが、家を守りたい一心の座敷童子が撃退。そこへ貧乏神が現れ、綾の両親は綾が生まれる前もあくどいやり方で儲けていたことを打ち明けた。貧乏神が取りついたことで会社は倒産し、綾が生まれたことを機に2人とも改心。しかし貧乏神は、金に目がくらんだ両親が昔のような性格に戻ってしまったと指摘する。

 両親がおかしくなったことや座敷童子が疲弊している様子に気づいた綾は、積み上げられた札束に火を放って「こんなの違う! 全部終わりにする!」と号泣。両親は自分たちの行いを反省し、余計な財産は処分してやり直すことを決めた。綾も両親のことも大好きだったと語る座敷童子に、貧乏神は「その人間にとって本当の幸せが何なのか見極めねば、結局は福が不幸にも転じてしまう」と忠告。座敷童子は綾に感謝を告げ、一家のもとを離れていく。

 裕福さと幸せにまつわる物語には、視聴者から「座敷童子で不幸になることもあるんだな…!」「意外な方向のハッピーエンドで面白かった」「貧乏神さんめっちゃいい事言うじゃん」と好評の声が続出。妖怪の力によって、人間の本性が暴かれるエピソードとなった。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/