「号泣してしまった…」 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第91話は前世の罪に人生を狂わされた悲恋物語!?

マンガ・アニメ

2020/2/8

『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2020年2月2日(日)にアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第91話が放送。視聴者からは、「やりきれないエピソード」「誰も悪じゃないのが切ない」といった声が上がっている。

 同話では、52年前にアンコールワットで出会った舞台演出家・本郷から鬼太郎のもとへ演劇のチケットが届く。当時「鎧武者に連れ去られた恋人を探してほしい」という鬼太郎への依頼に興味を持った本郷は、妻の沙羅と事件の現場へ。しかしそこで、今度は沙羅が鎧武者に連れ去られてしまうのだった。

 亡霊たちの正体は400年前にいた青年・オインとその仲間。オインにはワランという妹がいたが、隣国との戦いの中で誤って彼女を殺めてしまう。オインは贖罪の気持ちから亡霊へ。ワランの生まれ変わりを探して、女性たちを攫っていた。

 沙羅は鬼太郎の活躍によって救い出されるが、帰国後の日本でさらに事件が。帰国後、本郷は沙羅の強い勧めでアンコールワットでの事件を舞台化。その初演日に沙羅兼ワラン役の沙羅が、毒を飲んで自殺してしまう。

 本郷は「霧の夜を思い出して」という沙羅の死に際の言葉を胸に、48年間悩み続けてきた。末期の肺がんを患った本郷は言葉の意味を知るために再び舞台の上演を決意するが、初演を終えても答えはわからない。そんな中、鬼太郎と一緒に舞台を観にきていたまなの身に沙羅が憑依。実は本郷の前世はワランの恋人・ケムラ、そして沙羅の前世はワランだったのだ。

 ケムラはワランのために敵と密約を交わし、村の井戸に毒を入れていた。裏切り者のケムラにワランは、「絶対に許さない、何度生まれ変わっても!」と激怒。400年の時を経て、沙羅として自殺することで復讐を果たす。

 まなに憑依した沙羅は、前世を思い出して悔いる本郷に「48年間、あなたは十分すぎるほど罪を償った」と告げる。この結末には視聴者からも、「号泣してしまった…」「こういうのを純粋な悲恋ものっていうのかな」「本郷さんが許されたのが唯一の救い」といった声が続出。

 最後は優し気な笑みを浮かべた沙羅に手を引かれ、本郷が霧の中に消えていくシーンで幕引き。前世の罪に翻弄された本郷と沙羅の、なんとも切ないエピソードとなった。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト