「月島、ターミネーターかよ」『ヤングジャンプ』11号、『ゴールデンカムイ』の月島軍曹が化け物すぎると話題

マンガ

公開日:2020/2/19

『週刊ヤングジャンプ』11号(集英社)

 2020年2月13日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ』11号。『ゴールデンカムイ』第230話で登場した月島軍曹が、読者の間で「絶対殺すマンじゃん…」「ターミネーターかよ」と話題になっている。

 谷垣源次郎は北海道小樽市内の病院に忍び込むも、見張りである月島に発見されてしまう。銃を向けられて絶体絶命だったが、家永カノが刺した注射の効果で月島は気を失った。しかし家永も銃弾を受けており、「(月島が)2時間は動けません…」という言葉を残し、目を閉じてしまう。

 廊下で鉢合わせた鯉登少尉がなぜか2人を見逃してくれたおかげで、無事病院を脱出できた谷垣とインカラマッ(ラは小文字)。だが馬に乗って進んだ途端、病院の窓から起き上がれないはずの月島が狙撃してきた。幸い弾は逸れ、月島は薬の影響でそのまま床に倒れこむ。

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 街のハズレまで逃げてきた2人は、ひとまず廃屋で休むことに。つかの間の休息と思っていた矢先、月島の銃弾が2人を襲う。どうやら谷垣の血痕を辿り、廃屋まで追いついてきたらしい。激しい戦闘の末なんとか逃れるものの、月島の放った銃弾で谷垣はさらにケガを負ってしまう。

 注射を打たれたにも関わらず追跡を諦めようとしない月島に、読者からは「軍曹、どんだけタフなんだよ!」「月島の執念がすごすぎる…。ここまでしつこく追いかける理由ってなんだろう」「読んでる時に捕まらないでくれってずっと祈ってしまった…」「月島のセリフがほとんどなかったのが怖い」などの声が相次いだ。

 朝になっても逃亡を続ける2人だったが、身ごもっているインカラマッが道中で破水。仕方なく乗っていた馬を乗り捨て、谷垣はインカラマッを抱えて歩き始める。「がんばれインカラマッ 辛抱してくれ」「大丈夫だ! 俺がついてるから頑張れ!」と励ます谷垣。月島が迫ってくる気配を感じつつ、逃げる2人が到着したのはアシリパ(リは小文字)の祖母であるフチの家だった。

 谷垣とインカラマッは、執念にとりつかれた月島から逃げ切ることができるのだろうか…。

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『ゴールデンカムイ』20巻(野田サトル/集英社)