東村アキコが「芸術選奨文部科学大臣新人賞」を受賞! 嘘から始まる“本物の恋”を描いた『偽装不倫』も完結へ

マンガ・アニメ

2020/3/11

『偽装不倫』1巻(東村アキコ/文藝春秋)

 『海月姫』や『東京タラレバ娘』などのヒット作を生み出してきた東村アキコの最新作『偽装不倫』のコミック最終巻が、2020年3月6日(金)に発売。さらに同作を主な理由として“芸術選奨”新人賞を受賞し、ファンからは「おめでとうございます! 明るいニュースを聞けてとてもうれしいです!」「幼い頃から東村先生のマンガを読んできたので感無量」「これからも素敵な作品を楽しみにしてます!」と祝福する声が上がっている。

 『偽装不倫』は実家暮らしの30歳女性・鐘子(しょうこ)を主人公として、嘘から始まる“本物の恋”を描いた作品。物語は鐘子が韓国旅行に出かける道中、年下のイケメン・ジョバンヒと出会うところから動き出す。不毛な婚活により女としての自信をなくしていた彼女は、未婚で彼氏がいないにも関わらず、既婚者のふりをして“嘘の不倫”を始めてしまう…。

 同作は電子コミックサービスにて、著者初の“縦スクロール形式”のマンガとして連載がスタート。2018年11月にコマ割り形式となったコミック版の刊行が始まり、2019年7月には日本テレビ系列で連続ドラマ化され大好評を博した。

 また3月4日(水)には、東村アキコが芸術の各分野において優れた業績を挙げた人などに贈られる「文部科学大臣新人賞(メディア芸術部門)」を受賞。受賞理由としては『偽装不倫』の名前が挙げられ、「前代未聞の日韓同時連載で、縦スクロール・オールカラーのウェブ漫画。単行本、実写ドラマと人気を拡大し、売上げの停滞が続く漫画業界や近年冷え込む日韓関係に風穴を開けた」ことが評価されている。

■受賞コメント(東村アキコ

『偽装不倫』は日本と韓国の同時連載ということで、日韓の関係がこじれて大変なことも多かったですが、苦労が認められてうれしいです。雑誌で漫画を読む人が減っている中、時代にあった漫画の発表の仕方を探しながら、これからも多くの人に読まれる作品を生み出していきたいです。

 『偽装不倫』最終巻となる第8巻では、ついに鐘子とジョバンヒとの恋の結末が描かれることに。多くのファンを熱狂させ、高い評価を受けた物語の行く末を確かめてみてはいかがだろう。