中村倫也が表紙&グラビア! 『ダ・ヴィンチ』5月号で「東村アキコは止まらない!」を特集

特集番外編1

2020/4/6

中村倫也が表紙&グラビア! 『ダ・ヴィンチ』5月号で「東村アキコは止まらない!」を特集

中村倫也さん表紙&グラビア、「やんごとなき雑談」

編集M

 今月号の『ダ・ヴィンチ』は4月12日にスタートする連続ドラマ『美食探偵 明智五郎』で主演をつとめられる、中村倫也さんに表紙と特集トビラを飾っていただきました。

 本当~~~にいつもいつもいつも! ありがたいことなのですが、中村さんの撮影時では毎回、希望するお時間をいただけて、また「こういう風に撮りたいんです」というこちらのアイデアにもご快諾いただいておりまして……。

 雑誌媒体をとても大切にしてくださる、「マネつぶ」でお馴染み・素敵マネージャーさんのおかげで、事前にフルに妄想や準備ができてはビジュアルをつくりこむことができるので(それは雑誌編集者としてとても楽しいのです!)、今回もドラマに合わせて「晩餐」をテーマにした撮影コンセプトを、とニヤニヤと考えていたのですが――。

 どこか全体が「いびつ」に見えればいいな、と食べ物は果物とお菓子ばかりを用意し、また赤を全体にひいて、ごりごりに創り込みをしながらセッティングさせてもらいました。

 中村先生(本誌にてエッセイ「やんごとなき雑談」を連載いただいております。by担当編集)も、昨年「文豪特集」での<乱歩グラビア>もさながら、いつも「こうやりたいです!」に対しスッとお応えいただけて、

 ちなみに私がこの度の撮影時「変態ショット」と呼んでいた、「マスカットを食べる口元」の「寄り」カットは必見でございます……、ぜひご注目ください(笑)。

 またロングインタビューでは、『美食探偵 明智五郎』のお話たっぷりに、さらには連載中のエッセイに関しても多く触れさせていただき、中村さんが書いてきた文章からひも解くように「あのときは……」と、聞きにくいことも訊いてしまっては、お答えいただけていたように思います。

 中村倫也さんから繰り出される、「理論」とか「答え」って、どこか客観的であり、加えて斜め上からの鋭さ(たまに鋭利な刃物感)があって、「なるほど~!」と唸っちゃうのですが、そんな取材は毎回刺激的で、まっすぐに中村さんからいただいた言葉を、皆さまに誌面で「きちんと」お伝えできていたら幸いです。

 また、合わせて最近、「筆力あがりすぎてて、なおすところがない」と感嘆しては、担当編集の身としては嬉しいけれどちょっと寂しい(笑)、エッセイ連載「やんごとなき雑談」もぜひご覧ください。

 楽しみにしてくださっている皆さまに、無事、「中村倫也の言葉」が届きますことを、心より願っております。

 

東村アキコは令和も止まらない!「好き」を原動力に走り続ける

編集I

『美食探偵 明智五郎』ドラマ4月スタート

「もし、あなたが明日死んでしまうとしたら、今夜最後に何を食べる?」
この4月からドラマ化される『美食探偵 明智五郎』は、東村アキコさん初のサスペンス。これまでも『東京タラレバ娘』『偽装不倫』など映像化された作品が大きな話題となった東村さんだが、本作は毒殺や連続殺人なども描かれるシリアスなストーリーだ。

 今回の特集の冒頭は、本作主演の中村倫也さんの明智五郎の晩餐風グラビアとインタビュー。原作については「アンバランスな魅力がある作品」と答えているが、その真意は? また美食家のイケメン探偵をどう演じるのか。

 もともと東村ファンだったという荻野哲弘プロデューサーは、原作マンガのセリフのレベルが高くて、ドラマの構成上、原作にないシーンを追加しなければならないとき、東村さんと同レベルのセリフを生み出すのが本当に難しかったと語っている。特に苦労した第一話では、ドラマのテーマを印象づける“とあるセリフ”が繰り返されるという。それはどんな言葉なのか。ドラマの放送がとても楽しみである。

 原作の東村アキコさんはインタビューの中で、『美食探偵 明智五郎』は宝塚歌劇の『黒蜥蜴』をイメージして「耽美で大人っぽくて怖い、古き良き少女マンガ」を思い出しながら描いたと語る。殺人を描くにあたって影響を与えたのは“あるニュース”だという。それは、テーマのひとつとして、非常に現代的な読者への「問い」にもなっている。放送前に、このインタビューと原作コミックスを読んで、東村さんの感じた疑問がドラマの中でどのように表現されているのか、確かめてみてほしい。

『ひまわりっ ~健一レジェンド~』テレビ宮崎50周年記念でドラマ化

 東村さんの『ひまわりっ ~健一レジェンド~』は、マンガ家を目指すアキコと型破りな父・健一のユニークな日々を描いた傑作コメディ。本作がテレビ宮崎で『ひまわりっ ~宮崎レジェンド~』としてドラマ化(5月中旬~放送予定)される。特集では「UMK」ことテレビ宮崎のプロデューサー・阿部さん、水主さんにインタビュー。ドラマ化の経緯や見どころ、制作裏話をたっぷりと訊いた。また、作中に登場する宮崎の地元グルメの数々を、コミックスのコマとともに写真入りで紹介。両プロデューサーの解説も添えられている。東村さんの味覚の原点ともいえるこれらの品々はドラマにも登場するという。

東村アキコ連載作品レビュー

『東京タラレバ娘』の続編で「現実的な夢」を追いかける令和のタラレバ娘を描いた『東京タラレバ娘 シーズン2』、「上杉謙信=女」説に東村流独自解釈を加えた歴史ロマン『雪花の虎』、林真理子原作の、52歳バツ2のスゴ腕女社長の人生相談『ハイパーミディ 中島ハルコ』について、それぞれの注目ポイントを、東村さん、担当編集さんのコメントとともに紹介。異色の描き下ろし『稲荷神社のキツネさん』についても、マンガ化した経緯を訊いた。

東村プロダクションの芸人が語る、東村社長の豪腕エピソード

 マンガ家以外に芸能プロダクション社長の顔も持つ東村さん。2016年にスタートした芸能部門の所属芸人&俳優は現在総勢21名。今年1月には所有の劇場(歌舞伎町Sparkle)もオープンした。自らもネタを書いたり、ポッドキャストに出演したり、マンガ家だけでも超多忙なはずなのに、東村さんはなぜ、こんなことができるのか。所属するアンチックラバーズのお二人軍師・谷河さん虹組キララさんバードフミヤさんに、東村社長の豪快エピソードの数々を披露してもらった。

東村アキコ ロングインタビュー
「好き」を仕事に取り入れてヒット作を生み出し続ける、その極意とは?

 趣味と仕事のごちゃまぜスタイルを推奨するという東村さんにとって、趣味は“萌え”を仕入れる仕事だという。「何かにハマったり、何かの影響を受けないと私はマンガを描けない。恋愛ものを描くとしても、日常的なリアルな恋愛からじゃなくて、商品としてパッケージングされたエンタメからじゃないと影響受けられない」と語る。

 では、仕事として「好き」に取り組むときには、どうしたことに留意しているのか。ロングインタビューでは、最近ハマっているもの、ハマれない人へのアドバイスや「才能」についての考え方などもしっかり訊いている。東村さんの経営するヅカバー『ミロワール』の店主・ねぎっこさん(東村プロのベテランアシスタント)にも取材。周りの人の「好き」も応援する東村さんの姿勢に胸が熱くなる。

 取材や寄稿のご協力をいただきました皆様、ありがとうございました。この場を借りて、御礼申し上げます。

この記事で紹介した書籍ほか