外出自粛で食費がピンチ! 家計を助ける“月2万円”の節約レシピをマンガで解説

食・料理

公開日:2020/5/17

『月たった2万円の帰りが遅くてもすぐ作れちゃうスピードふたりごはん』(奥田けい/大和書房)

 外出自粛が続く中、家庭で過ごす時間が増え、食費に頭を悩ませている人も多いのではないだろうか。そんな人にお勧めしたいのが『月たった2万円の帰りが遅くてもすぐ作れちゃうスピードふたりごはん』。“月2万円”の食生活をマンガで解説している。

 著者の奥田けい氏はインスタグラムなどで作品を発信しているイラストレーター。2017年に刊行された初の書籍『月たった2万円のふたりごはん』(奥田けい/幻冬舎)は10万部を超えるベストセラーとなり話題に。その後も『恋する、ぬり絵。』(奥田けい/講談社)や『月たった2万円のダイエットふたりごはん』(奥田けい/KADOKAWA)といった書籍によって注目を集めている。

 現在はインスタグラムで知り合い、結婚に至った“としくん”と共に、食費月2万の節約生活を送っている真っ最中。締め切りと仕事に追われながらも、いつかマイホームを手に入れることを夢見て貯金に励んでいるという。

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 同作は著者が日々開発しているお手軽レシピの数々や、思わずほっこりしてしまうような夫婦の日常を描いた作品。作中には「手羽トロの甘辛蒸し」や「みそ漬け豚バラ炒め」、「サバの和風つけめん」など、おいしくて健康的なメニューがてんこ盛り。どのレシピも「3品で15分くらい」でチャチャッと作れるため、疲れていても気軽に挑戦できるはずだ。

 二人にとって、毎月の食事の予算はたった2万円。次のお給料までかなり残金が厳しい……というときは、スーパーに行けば格安で手に入る「切り干し大根」や「ひじき」などの乾物が大活躍。調理法にちょっとした工夫を加えるだけで、簡単・おいしい・激安の洋風レシピを作ることができる。


 その他にも食費を月2万円の予算内におさめるコツや時短料理の神アイテム、和風から洋風まで使える「たれ」の法則など、身につけておきたい知識が満載。料理の様子がマンガによってわかりやすく説明されているので、料理が苦手な人にもうってつけだ。またお金がない人や忙しい人はもちろん、これから新生活を始める際のガイドブックとしても参考になるだろう。

 生活の知恵がつまったコミックエッセイを手に入れて、普段の生活に役立ててみてはいかが?