大人気マンガ『ハイキュー!!』が選手たちにエールを! “夢の舞台”にユニフォームを送るプロジェクトを実施中

マンガ

公開日:2020/7/18

(C)古舘春一/集英社

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、中止となってしまった2020年のインターハイ。落胆する選手たちにエールを送るため、“夢の舞台”へとユニフォームを届ける企画「ハイキュー!! ユニフォームプロジェクト」が2020年7月6日よりスタートした。

 同プロジェクトは、『週刊少年ジャンプ』の2012年12号から連載されている王道スポーツマンガ『ハイキュー!!』(古舘春一/集英社)が発信する企画。『ハイキュー!!』はバレーボールに懸ける高校生たちの熱い青春ドラマによってヒットした作品で、シリーズ累計発行部数は3800万部を突破。TVアニメ化や演劇化などのメディアミックスでも人気を博している。

『ハイキュー!!』43巻(古舘春一/集英社)
(C)古舘春一/集英社

 長きにわたって支持されてきた『ハイキュー!!』だが、連載中の本編ではついに最終回が目前!! そこで「作品を通じてバレーボールという競技に何か恩返しをできないか」という思いから、今回の企画が考案された。またインターハイをはじめ、多くの大会が延期や中止となって落胆する選手にエールを送りたい、という思いも企画のきっかけとなったようだ。

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「ハイキュー!! ユニフォームプロジェクト」では夢の舞台を一度失ってしまった高校バレーボール部のユニフォームを、今年の高校総体男子バレー決勝の予定地「栃木県宇都宮市体育館」に届けた上、体育館のフロアに並べて広告撮影を実施。完成した写真は男子決勝戦が行われるはずだった8月24日(月)に、『読売新聞』全国版朝刊に大型広告として掲載されるという。

 プロジェクトの始動にあたって、企画に協力した「全国高等学校体育連盟バレーボール専門部」部長・原卓弘氏によるコメントも到着。「『ハイキュー!!』を通じて多くの方にバレーボールへの興味を持っていただきました。そんな作品がクライマックスを迎える一方で、現実世界ではインターハイ中止という未曽有の事態に見舞われる中、この様な施策を実施していただくことを我々としても嬉しく思い、協力させていただくことといたしました」という思いが語られている。

『ハイキュー!!』の中で、主人公が所属する烏野高校バレー部顧問の武田先生は「君たちの何もここで終わらない」「これからも何だってできる!!!」という言葉を生徒たちに贈っていた。今回のコラボは、多くの高校生に「上を向いて前へ進む勇気」を持つきっかけを与えてくれるかもしれない。

「ハイキュー!! ユニフォームプロジェクト」
応募資格:公益財団法人日本バレーボール協会「チーム加盟及び個人登録規程」により「高等学校男子・女子」として有効に登録された選手及びベンチスタッフで構成された「チームごと」に応募が可能。
応募方法:特設サイトから申込書をダウンロードし必要事項を記入の上、ユニフォーム1枚と共に事務局へ送付。
実施方法:送られてきた各校の全ユニフォームを「栃木県宇都宮市体育館」のフロアに並べて広告用に撮影。できあがった写真を8月24日(月)に特設サイトに掲載すると共に、『読売新聞』全国版朝刊に広告として掲載予定。※撮影終了後、8月5日(水)の発送で応募者に返送
応募締切:7月27日(月)必着
特設サイト:https://www.shonenjump.com/j/sp_haikyu_uniform/

『週刊少年ジャンプ』31号 情報解禁誌面
(C)古舘春一/集英社