「怖くてなかなか表紙をめくれなかった」『宝石の国』11巻特装版のデザインに動揺する読者が続出!?

マンガ

公開日:2020/8/13

宝石の国
『宝石の国』11巻(市川春子/講談社)

 2020年7月20日(月)に、『宝石の国』11巻が発売。通常版と合わせてケースつきの特装版も発売されたのだが、「表紙のデザインでゾっとした」「どうしちゃったのフォス!?」とファンが騒然とし、話題になった。

※この記事には該当作品のネタバレを含みます。

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 同作は、遠い未来の世界で生きる“宝石”たちの物語。28人の宝石たちはリーダーのような存在・金剛先生のもとで、自分たちを装飾品にしようと襲い掛かる“月人”と戦ってきた。主人公のフォスフォフィライトは、壊れやすいことを理由に戦わせてもらえない孤独な宝石。しかしある時月世界の真実を知ってしまい、数人の宝石と連れ立って月へ行くことを決意する。

 月人の首領的存在・エクメアとの出会いを機に、かつての仲間だった地上の宝石と敵対することになってしまったフォス。11巻の表紙には、顔を半分失ったフォスが仲間に襲い掛かるという残酷なイラストが描かれている。

 通常版も特装版も表紙にホログラム加工がされているのだが、通常版が宝石を思わせる大粒のホログラムなのに対し特装版は細かい粒をちりばめたようなデザイン。作中では宝石たちが砕かれ粉になるという描写があるため、読者からは「これって粉のイメージ…?」「なんだか不穏なんだけど」「怖くてなかなか表紙をめくれなかった」「まさか表紙で絶望する日が来るなんて…」といった声が続出した。

 歩みを止めることができなくなってしまったフォスにこの先どんな運命が待ち受けているのか、ますます目が離せない展開になりそうだ。