大切な人に本を贈ろう! 11月1日「本の日」から全国書店で「ギフトブック・キャンペーン」がスタート

文芸・カルチャー

更新日:2020/8/18

ギフトブック・カタログ
『ギフトブック・カタログ』表紙

 2020年11月1日の「本の日」から12月31日までの期間、全国約3,000店を目指し書店にて「ギフトブック・キャンペーン」が展開される。キャンペーンの実施にあわせて、本を愛する著名人たちによる「贈りたい本」「読んでもらいたい本」を収録した『ギフトブック・カタログ』も販売される予定だ。

 同キャンペーンは、クリスマス・年末年始のギフトシーズンにあわせて本を贈る習慣を提案するもの。近年では活字離れやネット書店の台頭によって書店経営は厳しい状況が続いており、書店数もこの20年間でほぼ半減しているという。その一方、海外では個性的な書店が数多く存在しており、とくに「本を贈る」文化が定着している欧米ではクリスマスシーズンになると書店店頭に華やかな専用コーナーが大々的に展開されている。

 そこで今回のキャンペーンでは、各界の著名人32名が書籍をレコメンドする『ギフトブック・カタログ』を11月1日から販売。セレクターとしては音楽プロデューサーの秋元康や小説家の島田雅彦、女優・木村佳乃や脳科学者の茂木健一郎など、錚々たる面々が名前を連ねている。一人ひとりが選んだ書籍3冊がコメントと共に掲載され、読み物としても十分に見応えあるカタログとなる予定だ。

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ギフトブック・カタログ
『ギフトブック・カタログ』中面(中味はダミー)

 各書店では選定書籍を紹介すると共に、ポスターやPOPなどで本を「贈る。」ことをアピールするディスプレイが登場。またキャンペーン参加書店で1,000円以上購入することで、ワインやフラワーボックス、雑貨など魅力的な景品が約2,000名に当たるプレゼント企画に参加できる。応募方法は『ギフトブック・カタログ』や「ギフトブック・キャンペーン」ポスターに印字されたQRコードからサイトにアクセスし、レシートの写真と必要事項を登録すればOK。

ギフトブック・カタログ
店頭展開ポスターA2サイズ

 9月1日(火)にはキャンペーン公式サイトやFacebook、Twitter、Instagramが開設される予定。キャンペーンに参加することで、本がもつ新たな価値を発見できるかもしれない。

■ギフトブックに掲載される著名人
秋元康/阿刀田高/石坂浩二/磯田道史/大石静/大塚朝之/大野和士/岡﨑裕子/尾上菊之助/木村佳乃/隈研吾/小山薫堂/三枝成彰/紫舟/島田雅彦/千玄室/橘ケンチ/谷尻誠/團紀彦/遠山正道/仲道郁代/中村孝則/長坂常/ニコライ バーグマン/幅允孝/松山剛己/丸山敬太/宮内義彦/茂木健一郎/諸田玲子/YO-KING/横川正紀(五十音順)