花江夏樹&小野賢章のボイス入りPVに悶える! 男子高校生たちの青春無駄遣いラブコメ『恋に無駄口』3巻に反響続出

マンガ

公開日:2020/10/28

恋に無駄口
『恋に無駄口』3巻(福山リョウコ/白泉社)

 『覆面系ノイズ』で知られる人気作家・福山リョウコによる少女マンガ『恋に無駄口』の3巻が、2020年10月20日(火)に刊行された。さらに青年誌初連載となる『聴けない夜は亡い』の1巻も同日に発売され、ネット上で大きな反響が巻き起こっている。

 『恋に無駄口』は、顔だけはいい高1男子の仁科・葵・シロ・マヤの4人を主人公とした「青春無駄遣いラブコメ」。無形文化遺産代行保存部・通称「無駄部」として活動する4人が、日々くだらないテーマを検証してSNSにアップしたり、無駄口を叩いたりして過ごす様が描かれていく。

 3巻では仁科が憧れのマンガ家・姫乃るん先生のサイン会に当選し、同じく姫乃先生ガチ勢の女子・叶依麻と一波乱が生じることに。その一方で、これまで恋愛の気配がなかったマヤに何と“許嫁”が存在することも明らかとなる。

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 最新刊の発売を記念して、白泉社のYouTubeチャンネルではボイス入りPVの第2弾も公開中。脚本は福山リョウコの書き下ろしとなっており、声優は第1弾に引き続き仁科役を小野賢章、葵役を花江夏樹が演じている。コミカルでテンポのいい掛け合いに、ファンたちも「相変わらずかわいすぎて悶えてます!」「映像に集中して1回。会話に集中して1回。そのあとは飽きるまでエンドレス!」「相変わらず2人の仁科ちゃんと葵ちゃんがピッタリすぎて拍手喝采、スタオベです!」と大満足のようだ。

 また『聴けない夜は亡い』は『ヤングアニマルZERO』で好評連載中の作品。目覚めると夜の記憶を忘れてしまう青年・槙柊夜が、“聴き屋”として大切な人を喪った依頼者の話を聞いていくというストーリーだ。作中では“死”を聴いて生きる青年と残された人達が、再び前を向いていく過程がドラマチックに描かれている。

 シリアスな内容に心惹かれる人は多く、SNS上では「切ない話しかないけど、救われるような部分もあって引き込まれた」「とにかく泣きそうになったわ…。1話1話が最高すぎて、私の貧困なボキャブラリーでは最高以外の言葉が見つからない凄まじさなんだよ…!」「設定が好きそうで買ったけど、めちゃくちゃよかった。ストーリーも演出も絵もすごい!」といった絶賛の声が上がっていた。

 なおコミックス1巻の発売に伴い、人気ロックバンド・感傷ベクトル(田口囁一)の楽曲「雨と重さ」とコラボしたPVも公開されているので、こちらも要チェックだ。

 ゆっくりと読書を楽しみたくなる秋の夜長。まったく毛色の違った2作品をゲットして、その世界にどっぷり浸ってみてはいかが?

聴けない夜は亡い
『聴けない夜は亡い』1巻(福山リョウコ/白泉社)