「僕もそっち側がよかったよ…」サンデー50号『名探偵コナン 警察学校編』、降谷零の呟きに胸を締めつけられる読者続出

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更新日:2020/11/16

週刊少年サンデー
『週刊少年サンデー』50号(小学館)

 2020年11月11日(水)発売の『週刊少年サンデー』50号では、『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』第12話を掲載。最後のワンシーンに対して読者から、「切なすぎるでしょ…」といった声が上がっていた。

 同作は、降谷零(安室透)の幼馴染・諸伏景光にスポットをあてた“諸伏編”を連載中。第12話ではついに、15年前に諸伏の両親を殺した犯人の正体が明らかになる。その正体はクリーニング店を経営している男性・外守だった。

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 結果的に諸伏たちは事件を解決。注目を集めたのは、解決後のワンシーンだ。実は教官から罰則として風呂掃除を命じられていた諸伏たちだが、風呂掃除を途中で抜け出して事件の解決を優先。解決後に降谷が状況を説明するが教官は信じず、さらに「終わってなかったら全員『退職願』を書いてもらう」とまで言われてしまう。

 しかし教官が乗り込むと、風呂場は泥ひとつないほどピカピカに。実は降谷が時間を稼いでいる間に、諸伏・松田陣平・伊達航・萩原研二の4人が急いで風呂場を掃除していた。教官が去った後に風呂場の奥で疲れて寝ている4人を見つけた降谷は、「僕もそっち側がよかったよ…」と心の中で呟くのだった。

 現在の時間軸では、降谷を除いた4人全員が何かしらの事件で死亡。そのため降谷のこのセリフには読者も、「未来を暗示してるみたい」「現在の安室透の気持ちと重なってしまう」と胸を締めつけられたようだ。

 次回はいよいよ『警察学校編』最終回。彼らの青春は、どのような結末を辿るのだろう。

名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story
『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』上巻(著:新井隆広、監修:青山剛昌/小学館)