ケンコバ、しょこたん、乙一らが胸に刻んだ“ジョジョ語録”

芸能

更新日:2012/7/9

 絵の芸術性だけでなく、作品中の台詞にも注目される「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ。『ダ・ヴィンチ』8月号のジョジョ特集では、ジョジョ好き芸人として知られるケンドーコバヤシを筆頭に、中川翔子、小沢一敬(スピードワゴン)、綾小路翔(氣志團)、そして作家の乙一が自身の胸に刻まれている名言を紹介している。

 たとえばケンドーコバヤシが選んだのは、『ジョジョの奇妙な冒険』(ジャンプC)12巻より抜粋した、3度も敵前逃亡したジョセフの台詞。
「たったひとつだけ策はある!! ああ とっておきのやつだ! いいか! 息がとまるまでとことんやるぜ! 逃げるんだよォォォ-----ッ」

 「いざとなったら逃げる! という今までにないヒーロー像に憧れましたね。でも、実はそれも勝つためだった。いわば、勝利に向かっての逃走。ジョセフは僕の考え方と似てます。ジョジョの台詞は僕の人生訓になってます」と語るケンドーコバヤシ。

 また、「死を前にして出てくるこのうつくしい言葉。その精神の気高さに感動しました」(乙一)、『ジョジョの奇妙な冒険』は私にとってもはやマンガにあらず。ロックンロールなんです」(綾小路翔)など、それぞれが選んだ台詞を作品への思いとともに解説している。

 ジョジョの魅力をかなり大胆に言ってしまうと、“ふりきれた人”しか出てこないこと。常識に縛られた、つまらないことを言い出す人は、まず出てこない。たとえ悪役であっても、自分の中の譲れない信念を持ち、その哲学に従って矛盾なく生きているのだ。たとえ戦いに敗れても、屈しない精神を叫び、心に刻み込まれた台詞が輝きを放つ。いまを生きる私たちに必要なのは、そんな、屈しない言葉なのだ。

(ダ・ヴィンチ8月号「『ジョジョの奇妙な冒険』連載25周年 JOJO=JAPAN」より)