ヒロアカ史上最悪のオマージュ!? オール・フォー・ワンが放った最後の台詞は…/ジャンプ7号『ヒロアカ』

マンガ

公開日:2021/1/21

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』7号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2021年1月18日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』7号。『僕のヒーローアカデミア』第297話で見せたオール・フォー・ワンの“ある台詞”に対し、「まさかデクの台詞がこんな形で奪われるとは…」「ヒロアカ史上最悪のオマージュ」といった反響が相次いでいる。

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 多くの犠牲を払ったヴィランVSヒーローたちの全面戦争。前話にてようやく終息したかのように見えたのだが、今回のエピソードではさらに最悪の事態が描かれることに――。

 物語の舞台は対“個性”最高警備特殊拘置所、通称「タルタロス」。ここには刑の確定・未確定を問わず様々な個性の持ち主が収監されており、過去にヒーローたちが戦ったマスキュラーやオーバーホール、さらにはかつて悪の支配者として君臨していたオール・フォー・ワンも収監されていた。

 しかし同話では、そんな闇の軍勢たちがこぞって脱獄。死柄木弔の肉体を借りたオール・フォー・ワンと脳無がタルタロスを襲撃し、監視システムがダウンしてしまったのだ。

 中でも読者の注目を集めたのは、最後のコマで描かれたオール・フォー・ワンの「これは僕が最高の魔王になるまでの物語だ」という台詞。じつは第1話のラストには「これは僕が最高のヒーローになるまでの物語だ」と緑谷出久のモノローグが描かれており、これに気づいたファンからは「最後の台詞が1話と同じでゾワッとしてしまった」「まさにアンチテーゼの極み」「堀越先生の発想、相変わらずエグいな…」といった反響が。

 闇の軍勢が世に放たれた今、ヒーローたちはどのように迎え撃つのだろうか…。

僕のヒーローアカデミア
『僕のヒーローアカデミア』29巻(堀越耕平/集英社)