本上まなみや齋藤孝も絶賛! 東大流の世界史教育をマンガで学べる『世界の歴史』――「#世界史ここでつまずいた」もTwitterトレンド入りの反響!

マンガ

公開日:2021/3/1

角川まんが学習シリーズ 世界の歴史
『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史』全20巻定番セット
(監修:羽田正/KADOKAWA)

 歴史の流れを分かりやすく学べる『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史』全20巻が、2021年2月25日(木)に一挙刊行。画期的な歴史マンガの登場に、ネット上で反響が上がっている。

 グローバル化が進む現代、世界を地域や国ごとに分けて語る「縦の世界史」に加えて、政治・経済・文化などのつながりに注目した「横の世界史」の重要性が高まっている。こうした歴史理解の方法は「グローバル・ヒストリー」と呼ばれ、世界史教育の最先端に取り入れられているという。

 同書ではそんな「グローバル・ヒストリー」の第一人者である東大名誉教授、羽田正氏が監修を担当。1巻ごとにひとつの地域の歴史を語っていく古いスタイルから脱却し、全20巻を年代ごとに区切っている。それによって、同時代に世界各地で起きたことを多角的に把握することが可能となった。

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 また、2022年から導入される高校の新必修科目「歴史総合」を見据えて、近現代史を重視。近代3冊、現代8冊というボリュームで、全20巻のうち5割以上を近現代史が占めるような構成となっている。

 カバーイラストは、すべてスタジオジブリの近藤勝也による描き下ろし。書籍のほとんどがマンガとなっているのでとっつきやすく、小学校高学年からオススメできる。新型コロナやブラックライヴズマターなど、最新の世界情勢について学べるのも大きな魅力だ。

 同書は発売前から大きな注目を集め、Amazonの売れ筋ランキング (学習まんが)でも第1位を獲得(2月24日時点)。ネット上では「世界史を同時代の横のつながりで捉える新しいアプローチらしく楽しみ! ちゃんとイスラム世界も描いてるみたいだし」「試し読みしたら止まらなくってヤバい」「世界史を学習しなおしたかったから、すごく気になります」といった声が相次いでいた。

 また「KADOKAWAの電子書籍情報」公式Twitterでは、同書の創刊を記念したキャンペーンが実施された。こちらはアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#世界史ここでつまずいた」に呟くことでプレゼントが当たるというもの。ハッシュタグには「カタカナの固有名詞が覚えられない。カルタゴをずっとカタルゴだと思い込んでた」「遊牧民の首長のクセがすごい」「10、11世紀くらいで神聖ローマ出てくるから、旧ローマとの区別がつかなくなった記憶…」「東南アジアの王朝覚えるの好きなやつおるん?」「漢字ができないから世界史にしたのに中国史」といった体験談が数多く寄せられ、Twitter上でトレンド入りを果たしていた。

『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史』特設サイトはこちら

 著名人からも続々と推薦コメントが到着。女優・エッセイストの本上まなみは、「世界は繋がっていることが実感できる新機軸。歴史を学んで未来へ生かす。子どもにも大人にも、必読の書」と賛辞を送っている。

 またTYPE-MOON代表・武内崇は、「高校の頃、世界史が大好きでした。先生が点ではなく線や面で歴史を語ってくれたからです。この漫画も歴史を線と面で描いていて、あの時のワクワクした気持ちが蘇ってきました」とコメント。『声に出して読みたい日本語』で知られる教育学者・齋藤孝は、「最新・最良・明快!な世界史の学習まんが。小学生の時に、本シリーズで描かれるような歴史の見方が当たり前の教養になれば、その後の生き方が変わります!」と、同書を小学生に読ませることを推奨していた。

 さらに人気漫画家のくらもちふさこは、鮮やかなカラーイラストと共に推薦コメントをしたためている。

角川まんが学習シリーズ 世界の歴史

 なお、特設サイトでは現役東大生・鈴木光とコラボしたコンテンツも。鈴木と共に5つの謎を解き、キーワードを集めていく「鈴木光と一緒にチャレンジ! 世界の歴史ナゾトキ」と題した企画を楽しめる。

鈴木光

 小学生から大学受験生まで役に立つ、歴史マンガの超大作。この機会に購入しておけば、歴史学習の心強い味方となってくれるはずだ。

角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 1 人類誕生と古代の王国 七〇〇万年前~紀元前六〇〇年
『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 1 人類誕生と古代の王国 七〇〇万年前~紀元前六〇〇年』(監修:羽田正/KADOKAWA)

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