「愛が重すぎてちょっと怖い…」キロランケの歪んだウイルク愛に読者ドン引き!?/ヤングジャンプ13号『ゴールデンカムイ』

マンガ

公開日:2021/3/3

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』13号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2021年2月25日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ』13号では、『ゴールデンカムイ』第269話を掲載。読者から「キロランケの愛が重すぎてちょっと怖い…」「ただのヤンデレじゃないか」といった反響が相次いでいる。

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 顔の皮を他人の生首に被せ、自分の死を偽装したアシリパ(リは小文字)の父・ウイルク。はじめ彼が死んだと思い込んだキロランケは涙をこぼしながら悲しむものの、のちにウイルクが生きていることを知る。

 やがてのっぺら坊=ウイルクだと気づくと、嬉しそうに目を輝かせるキロランケ。だがこの2人といえば帝政に反目する同志でありながら、意見の食い違いにより喧嘩別れしている。第267話のラストには、キロランケが「ウイルクは変わってしまった」と怒りを滲ませる描写も見られた。

 そして今回のエピソードでも、「俺にも愛する家族が出来たがウイルクと同じ答えにはたどり着かなかった」「やはりアイツが変わってしまったのだ」と手紙に思いの丈を綴るキロランケの姿が。加えて最後のコマでは「ウイルクは群れの中の弱くなった狼だ」「かつてのウイルクが憧れていたはずの狼のやり方で彼を殺してあげた」とモノローグを添え、ウイルク殺害に加担するキロランケの姿で幕を下ろす。

 ウイルクの生存を喜びつつ最終的に彼を葬ったキロランケの行動には、ネット上でも「キロランケがいろいろこじらせすぎてる」「アイドルに陶酔した厄介なファンみたい」「愛と憎しみは紙一重」といった反響が続出。どうやらキロランケのウイルク愛は、想像以上に重すぎたようだ。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』24巻(野田サトル/集英社)