【最新号レポ】「朝から泣かせやがって……」ヤングジャンプ27号『キングダム』、飛信隊・歩兵団の奮闘っぷりに読者感涙

マンガ

公開日:2021/6/8

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』27号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年6月3日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』27号では、『キングダム』第681話を掲載。飛信隊・歩兵団の奮闘っぷりが読者の涙を誘ったようで、ネット上に「思わず感動してしまった」「朝から泣かせやがって……」といった反響が相次いだ。

 影丘の戦い9日目、歩兵団に急斜地から丘を登らせる作戦に出た飛信隊。騎馬隊が敵の注意を引きつける中、歩兵たちは敵の本陣を目指して崖をよじ登っていく。だが半分くらいの高さまで来たところで、敵陣が落石の計を決行。それによって多くの犠牲を出しながらも、歩兵たちは上へ上へと進んでいくのだった。

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 しかも彼らは敵陣の死角に入るために、あえてさらにきつい斜面を登ることに。その分上からは狙われにくくなったものの、もはや斜面は逆に反り返っている状態だ。無論、敵側も「そこから上には人は登れぬぞ」と高を括っていたのだが――。

 ラストでは飛信隊軍師・河了貂の「飛信隊の歩兵をなめるんじゃない!!」という台詞とともに、ついに頂きに手をかける歩兵団の姿が。というのも今の歩兵団の主力は、過酷な選抜試験をくぐり抜けた猛者たちばかり。加えて厳しい練兵や副歩兵長・松佐の死などがさらに彼らを強くし、揺らがぬ強靭な力を身につけていたのだ。

 歩兵団の思わぬ活躍ぶりには、読者たちも「歩兵団、カッコ良すぎるぜ……」「久々に胸が熱くなった」「歩兵団の泥臭い強さに惚れる!!」などと大興奮。果たしてここから戦いはどのように好転していくのだろうか。

キングダム
『キングダム』61巻(原泰久/集英社)