【最新号レポ】「カガクとは力だ」スエズ運河を切り開いた方法がエモすぎる…?/ジャンプ31号『Dr.STONE』

マンガ

公開日:2021/7/10

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』31号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年7月5日(月)の『週刊少年ジャンプ』31号では、『Dr.STONE』203話を掲載。千空たちがスエズ運河突破に用いた方法に対し、ネット上は「闇の科学が未来を切り開く光になった瞬間!」などと大興奮のようだ。

 スペインの地で蛍石を手に入れ、次なる目的地をインドに定める千空一派。しかしニューペルセウス号の燃料の消費が想像以上に早く、インドまでは到底もたない。

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 そこで千空たちが目をつけたのが“スエズ運河”。スエズ運河は人類がこじ開けた水路の近道で、正規のルートで行くよりも断然早くインドに辿り着ける。しかし望遠鏡で確認したところ、20km先の水路が枯れ木のダムで封がれている状態。結局どちらのルートを選択するにせよ、足止めを強いられるかに思われたのだが――。

 ここで千空がスエズ運河突破のために作り上げたのがミサイル。しかもそのミサイルにはゼノが試作したジェットエンジンが使われており、千空はかつてゼノが語った「カガクとは力だ」「例えばその君のロケットと弾道ミサイルが本質的に同じ物であることなど語るまでもないだろう?」という言葉を思い出す。

 じつはこの台詞、156話で登場したもの。その際にゼノは“科学があれば衆愚を支配できる”と考えていたが、今回千空は未来へと進むために科学を使っている。

 ゼノの台詞を通してミサイルの使い方を対比させた同エピソードには、ネット上でも「最高にエモい」「まさか156話の台詞がココで活きてくるなんて…!」といった反響が。1つの対比が多くの読者に感銘を与えたようだ。

Dr.STONE
『Dr.STONE』21巻(原作:稲垣理一郎、作画:Boichi/集英社)