池澤春菜さん、オードリー・タン氏も登壇! 台湾にまつわる本と雑貨が集結「脳内トラベル台湾」期間限定開催!

文芸・カルチャー

更新日:2021/8/17

 新型コロナウイルスによって、生活や娯楽に制限がかかっている現代。残念ながら、満足に余暇を過ごしたり友人や家族と出かけたりする機会もなくなってきている。

 そこで「台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)」は、コロナ禍でも台湾へ行った気分が味わえる「脳内トラベル台湾」を開催。さまざまな台湾にまつわる本を通じて、台湾をめぐり、観光し、人々と触れ合ったような気持ちに浸れるという。

「脳内トラベル台湾」は、2021年8月16日(月)から9月15日(水)の約1カ月間にわたって開催されるイベント。台湾旅行の案内役は、「誠品生活日本橋」「本屋B&B」「ダ・ヴィンチストア」の3つの書店だ。それぞれの書店には「脳内トラベル台湾」の特設コーナーが設置され、台湾への脳内トラベルのイメージを膨らませる関連書籍や雑貨が陳列される。

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 特設コーナーには、今年翻訳された『複眼人』『返校 影集小説』『台北プライベートアイ』などの台湾関連書籍をはじめとして、50作以上の台湾関連の書籍や観光ブックが並ぶ。台湾発祥の生活雑貨なども10ブランド以上展開されるため、誰でもお手軽に脳内トラベルの“荷造り”ができるだろう。

 また同イベントでは、各書店主催でトークイベントも開催される。イベント初日の8月16日には、「誠品生活日本橋」にて台湾のIT大臣であるオードリー・タン氏がゲストとして登壇。

オードリー・タン氏

 8月28日には新刊書店「本屋B&B」で「台湾と日本の読書事情~お互いの国の本はどう読まれているか?(仮)」をテーマに書籍『本の未来を探す旅 台北』で台北の書店事情を取材したB&Bの内沼晋太郎氏と編集を担当した朝日出版社の綾女欣伸氏が、台湾の書店とオンラインでつなぎ、日本と台湾の最新出版事情が語られる予定。

内沼晋太郎氏

 9月4日に「誠品生活日本橋」で開催されるイベントには、台南での7日間のひとり旅の奇跡のような体験を描いた感動作『六月の雪』の著者・乃南アサ氏も登壇する予定だ。直木賞作家の乃南氏は、他にも台湾を背景にした作品を多数手掛けているため、鮮度のある脳内トラベルを楽しみたい方は要チェックである。

乃南アサ氏

 9月12日には人気声優でありながら、“台湾通”としても知られる池澤春菜氏が登壇。計60回もの台湾渡航歴があり、『最愛台湾ごはん 春菜的台湾好吃案内』をはじめとした台湾ガイドブック出版の際の取材経験を活かした、池澤氏ならではの“台湾の魅力”を楽しめるだろう。

池澤春菜氏

 コロナ収束後に向けて、台湾のガイドブックを購入するも良し、台湾雑貨でお家を彩り、台湾の生活に思いを馳せてみても良し、グルメ本を片手に観光気分を味わうも良し! 台湾という地を脳内でイメージしながら、あなただけの脳内トラベルを堪能してみてはいかがだろうか。

「脳内トラベルイベント」概要

イベント期間:2021年8月16日(月)~9月15日(水)
URL:https://nounai-travel-taiwan.taicca.tw/
主催:台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー (TAICCA)

【台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)】
文化部(文科省に相当)のもとに 2019 年に創設された「台湾クリエイティブ‧コンテンツ‧エイジェンシー(Taiwan Creative Content Agency)」(通称 TAICCA)は、台湾文化コンテンツの産業化、国際化を促進する独立行政法人。TAICCA は国際共同制作資金、コンテンツ開発支援投資資金などの産業促進プランを用意しており、民間と共同しな がら台湾発の文化コンテンツをサポートし、海外発信にも力を入れてきた。ドラマ、映画、音楽、出版、アニメ、ゲーム、コミック、ファッションデザインから文化的テクノロジー応用まで、あらゆる台湾発の文化的コンテンツを支援 し、またそのコンテンツの普及と、ビジネスの活性化を目的に活動している。

実施店舗:
•誠品生活日本橋 8月16日(月)~9月15日(水)
東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2F

•本屋B&B 8月16日(月)~8月31日(火)
東京都世田谷区代田2-36-15 BOUNS TRACK 2F

•ダ・ヴィンチストア 9月1日(水)~9月15日(水)
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン 2F

<トークイベント>
ゲスト①:オードリー・タン氏
日程:2021年8月16日(月)11:40~
場所:誠品生活日本橋

ゲスト②:内沼晋太郎氏
日程:2021年8月28日(土)
場所:本屋B&B

ゲスト③:乃南アサ氏
日程:2021年9月4日(土)
場所:誠品生活日本橋

ゲスト④:池澤春菜氏
日程:2021年9月12日(日)
場所:ダ・ヴィンチストア

おすすめの台湾書籍

『複眼人』(吳明益:著、小栗山智:
訳/KADOKAWA)

〈台湾民俗的神話×ディストピア×自然科学×ファンタジー〉
時に美しく、時に残酷な、いくつもの生と死が交差する、感動長編。次男が生きられぬ神話の島から追放された少年。自殺寸前の大学教師の女性と、山に消えた夫と息子。母を、あるいは妻を失った先住民の女と男。事故で山の“心”に触れた技術者と、環境保護を訴える海洋生態学者。傷を負い愛を求める人間たちの運命が、巨大な「ゴミの島」を前に重なり合い、驚嘆と感動の結末へと向かう――。人間と生物、自然と超自然的存在が交錯する世界を、圧倒的スケールと多元的視点で描く未曾有の物語。

 

『返校 影集小説』(李則攸、巫尚益:著、七海有紀:訳/KADOKAWA)

世界を魅了した台湾発のホラーゲーム「返校」の30年後の世界を描いた決定版! 劉芸香(リョウ・ユンシャン)は台北から工芸の金鸞(ジンラン)に引っ越してきた女子高生。転校先の翠華(ツェイホア)高校は、時代錯誤の校則を守る学校だ。ある日、旧校舎・涵翠樓(ハンツェイロウ)に入った彼女は、生徒の自殺を目撃する。そこは30年前に方レイ欣(ファン・レイシン)が飛び降りて以降、封鎖されており、校則を破ったとして、クラスで除け者になってしまう。ある女生徒に声をかけられ心が通じ合う中で、自分の価値を見いだしていく芸香だったが、女生徒の囚われている過去を知り――。戦慄の台湾ホラー!

 

『台北プライベートアイ』(紀蔚然:著、舩山むつみ:訳/文藝春秋)

台湾発、私立探偵小説の傑作! 劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれ、警察から犯人と疑われる羽目に陥る。呉誠は己の冤罪をはらすため、自分の力で真犯人を見つけ出すことを誓う。監視カメラが路地の隅々まで設置された台北で次々と殺人を行う謎のシリアルキラー〈六張犂の殺人鬼〉の正体は? 探偵VS犯人のスリリングなストーリー展開と、ハードボイルド小説から受け継いだシニカルなモノローグ、台湾らしい丁々発止の会話。

あわせて読みたい

この記事で紹介した書籍ほか

複眼人 (角川書店単行本)

著:
出版社:
KADOKAWA
発売日:

返校 影集小説 (角川ホラー文庫)

著:
その他:
監修:
出版社:
KADOKAWA
発売日:

台北プライベートアイ (文春e-book)

著:
翻訳:
出版社:
文藝春秋
発売日: