【最新話レポ】『怪獣8号』「緒方隊長を好きにならざるを得ない」切ない過去回で緒方ジュウゴの好感度が急上昇…?/第64話 ジャンプ+

マンガ

公開日:2022/6/19

怪獣8号
『怪獣8号』6巻(松本直也/集英社)

※この記事は最新話の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2022年6月10日(金)、『少年ジャンプ+』の『怪獣8号』第64話が配信された。作中に第4部隊隊長・緒方ジュウゴの過去が垣間見えたことで、「緒方隊長を好きにならざるを得ない」などと彼の好感度が急上昇しているようだ。


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 市川レノと6号スーツの適合判断を任されていた緒方は、ふと四ノ宮ヒカリから“自分の細胞が怪獣4号に適性を示した”と聞かされた日のことを思い出す。ヒカリはレノたちの同期である四ノ宮キコルの母親で、識別怪獣兵器(ナンバーズ)4の適合者。自身も第2部隊隊長として活躍していたが、怪獣6号の群発災害によって殉職している。

 そんな彼女と親しかった緒方は、適合テストを明日に控えたヒカリから「私にできると思うか?」と問われたことがあった。彼女が帰らぬ人となった今、緒方は「できる」と返したあの日のことがずっと引っかかっていたらしい。

 そして今目の前には互いを信頼し、本獣を見事仕留めたレノと古橋伊春の姿が。若き戦士たちの勇姿に心打たれた緒方は「僕は止めることも肝心な時に隣で戦うこともできなかった」「君たちはこれからいくらでも未来を塗り替えていけるんだ」と涙を流しつつ、レノに適合テスト合格を連絡するのだった。

 緒方の過去が明かされた今回のエピソードは読者の間でも大きな話題になり、SNS上には「飄々としたおっさんかと思いきや、仲間思いのイケおじじゃないかよ」「緒方隊長がじわりと株上げてくる…」といったコメントが並んでいる。

 そんな彼の下で教育を受けることになったレノたち。きっといい戦士に育つに違いない。