大人限定。「川越いもの志るこ」を旧花街の料亭畑屋が3月1日㈯から販売開始
有限会社畑屋
公開日:2025/7/16
「狭山茶のかき氷」等の季節メニューを提供する有限会社畑屋(所在地:埼玉県飯能市)は、2025年3月1日㈯より「川越いもの志るこ」を販売します。こし餡、つぶ餡のどちらかお好みの志るこに、お新香とお茶が付いたセット商品になります。ここでしか味わえない贅沢な一品を、ご堪能ください。
大正時代に旅したような空間で、身も心も芯からあったまる。「富の川越いも」と呼ばれ、ほっくり豊かな味わいで知られるサツマイモは、武蔵野の落ち葉を醗酵させた堆肥を、江戸時代から300年以上すき込み続けた土で育てたものです。武蔵野地域の落ち葉堆肥農法は、令和5年に世界農業遺産に認定されました。北海道産の小豆を使い、こし餡はくず粉でとろみを付けて濃厚に仕上げ、つぶ餡は潰さないように炊いた小豆をこし餡に加えたものです。つぶを潰さないことで凝縮された小豆の風味をそのまま感じることができます。また、国産のもち米をついた昔ながらのお餅は、焼き色が付いた表面の膜にお煎餅のような香ばしさがあります。料亭時代と同じぬか床で漬けたお新香と、あったかい狭山茶をセットにして提供します。有料トッピングの日本酒(地酒の天覧山)を志るこに加えると深いコクが生まれます。その他、抹茶(狭山抹茶の明松)やドライクランベリーのトッピングもお楽しみください。
※「川越いもの志るこ」本体は、すでにテスト販売を始めています。有料トッピングは、3月より提供します。
商品概要
商品名:川越いもの志るこ お新香とお茶付き
価格:900円(税込み)
販売店舗:畑屋本店
販売期間:2025年3月1日(土)~4月29日(火)
畑屋について
1902年(明治35年)に創業し、割烹料亭から鰻専門店を経て2024年から甘味処として営業している飲食店です。大通りからみて裏手にある木造三階建ては大正期の建物です。いまは北欧のように豊かな自然で知られるまちですが、江戸と秩父をむすぶ道の途中にあって山の入口という立地から、かつては材木や織物の集積地として栄えました。羽ぶりのよい旦那衆が当店に芸妓を呼んでお座敷遊びに興じ、界隈に花街が発展したことから、畑屋は賑やかだった大正時代の象徴とされています。
店名:畑屋(はたや)
住所:埼玉県飯能市仲町21-16
営業日:土日祝のみ
営業時間:11:00~18:00(ラストオーダー17:00)
西武池袋線「飯能」駅より徒歩8分