インバウンド需要や国際イベントで宿泊料金高騰・予約困難、宿泊業界の対応課題が浮き彫りに|いえらぶ調べ

株式会社いえらぶGROUP

公開日:2025/4/2

不動産業界特化のDX支援サービスを展開する、株式会社いえらぶGROUP(本社:東京都新宿区、代表取締役:岩名泰介、以下「いえらぶGROUP」)は、不動産会社・エンドユーザーに対して「宿泊施設に関するアンケート調査」を実施しました。有効回答747件の調査結果を発表します。

■調査の背景
2024年に日本を訪れた外国人観光客は3,686万人となり、2023年比で47.1%増加しました(※1)。さらに、2025年には日本国内でさまざまな国際イベントが開催される予定であり、国内外から多くの来場者が見込まれています。
こうした状況を受け、本調査では、宿泊施設の利用実態や不動産業界が直面する課題を把握するため、利用者と不動産会社を対象に「宿泊施設に関するアンケート調査」を実施いたしました。

■アンケート調査サマリー
1.81.2%がインバウンド需要による宿泊料金高騰を実感、宿泊施設選びで最も重視するポイントは「料金の安さ」(61.9%)
2.宿泊施設への不満、最多は「宿泊料金が高い」(33.3%)、次いで「清潔さ・衛生管理」(21.9%)、「予約が取りにくい」(21.7%)
3.あったら便利なサービス第1位は「空室状況のリアルタイム表示」(53.9%)、情報の透明性と利便性へのニーズが高い

1.81.2%がインバウンド需要による宿泊料金高騰を実感、宿泊施設選びで最も重視するポイントは「料金の安さ」(61.9%)

エンドユーザーに「インバウンド需要の増加により、宿泊料金が高騰していると感じますか?」という質問をしたところ、81.2%が「はい」と回答しました。
国際イベント開催期間中はさらに大幅な値上がりの可能性があり、宿泊料金の高騰が利用者にとって深刻な問題となっています。

また、「宿泊施設を選ぶ際に、最も重視するポイントは何ですか?」という質問には「料金の安さ」(61.9%)が最も多く、次いで「清潔さ・衛生管理」(57.8%)、「立地の良さ」(54.2%)となりました。
この結果は、単なる安さだけでなく、価格に見合う価値、いわゆる「バリュー・フォー・マネー」を重視する傾向が強まっていることを示しています。インバウンド需要の増加で宿泊料金が高騰する中、利用者はよりシビアな目で宿泊施設を選んでいると考えられます。

2.宿泊施設への不満、最多は「宿泊料金が高い」(33.3%)、次いで「清潔さ・衛生管理」(21.9%)、「予約が取りにくい」(21.7%)

エンドユーザーに「宿泊施設での具体的な困りごと」について質問したところ、「宿泊料金が高い」(33.3%)や「清潔さ・衛生管理」(21.9%)、「予約が取りにくい」(21.7%)といった意見が上位を占めました。
上位2つは「宿泊施設を選ぶ際に重要視すること」と共通しており、利用者が期待する水準と現実とのギャップが浮き彫りになりました。

宿泊料金の高騰に加え、予約の困難さも深刻な問題となっています。特に、観光シーズンやイベント開催時には、希望の日程やエリアで宿泊施設を確保することが非常に難しくなっています。

3.あったら便利なサービス第1位は「空室状況のリアルタイム表示」(53.9%)、情報の透明性と利便性へのニーズが高い

「宿泊施設を予約する際、どのようなサービスがあると便利ですか?」という質問には、「空室状況のリアルタイム表示」(53.9%)が最も多く、次いで「観光地や会場へのアクセスの良さ」(47.2%)、「キャンセル・変更がしやすい」(46.1%)となりました。この結果は、宿泊予約において、利用者が「確実性」と「自由度」を重視していると言えます。特にリアルタイムの空室状況表示は、宿泊需要が高まる中で、希望の宿泊施設を確保するための重要な判断材料になっていることが分かります。

こうした利用者ニーズに対し、宿泊施設の管理を行っている不動産会社側に意見を伺ったところ、いくつかの課題が浮き彫りになりました。
今回の調査で、対象回答のあった不動産会社側(18社)は、イベント開催による宿泊需要の増加に対応するため、短期・マンスリー賃貸物件の確保(8社)や、清潔さ・衛生管理の強化(5社)、多言語対応スタッフの配置(5社)といった、さまざまな対策を講じていることが分かりました。
しかし同時に、住民からの騒音やマナーに関するクレーム対応(8社)、宿泊料金の高騰(7社)、サービス品質の維持(6社)といった問題に、頭を悩ませている実態も明らかになりました。
また、イベント終了後の需要については、「一定の需要継続」(10社)を期待する声がある一方、「空室リスク増」(3社)を懸念する声もあり、今後の動向が注目されます。

■いえらぶGROUP 常務取締役 庭山健一 コメント

インバウンド需要の急増や国際イベントの開催が、宿泊産業に大きな変化をもたらしていることが改めて浮き彫りになりました。
宿泊料金の高騰、予約の困難さ、人手不足といった課題は一企業だけで解決できるものではありません。

当社は、不動産会社向けのデジタルツールを提供し、コスト削減や業務効率化を通じてより管理しやすい環境づくりをしていきます。

■調査概要
調査期間:2025年3月5日~2025年3月14日
調査機関:株式会社いえらぶGROUP
調査対象:【エンドユーザー】「いえらぶコラム」読者や当社SNSフォロワーなど、【不動産会社】「いえらぶCLOUD」を利用している不動産会社の従業員など
有効回答:【不動産会社】18件、【エンドユーザー】729件
調査手法:インターネットアンケート調査

▽本リリースに関する問い合わせ
https://ielove-cloud.jp/news/entry-1085#mail

■いえらぶGROUPについて
いえらぶGROUPは、「いい家選ぶ、いえらぶ。」のミッションステートメントをもとに、誰もが安心した住まい選びができる明日をつくります。
不動産業界向けのバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は全国25,000社以上で利用されており、利用企業のDXを推進しています。
また、グループ各社で「家賃保証」「ライフライン取次」「駐車場運営管理」「SNS・動画」「賃貸管理業務BPO」「AI間取り」など幅広い業務支援も事業展開中。
今後も業界への利益相反の観点から、不動産取引業には参入せず、誰もが安心して利用できる、公平な不動産プラットフォームを実現していきます。

会社名:株式会社いえらぶGROUP
代表者:代表取締役 岩名泰介
設立 :2008年1月
資本金:3,825万円
所在地:東京都新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル50階
コーポレートサイトhttps://www.ielove-group.jp/
不動産事業者向けサービス紹介サイトhttps://ielove-cloud.jp/
不動産ポータルサイトhttps://www.ielove.co.jp/

※1 出典:日本政府観光局(JNTO)

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