モリンガ10万本植樹プロジェクト、クラウドファンディングで始動！ ～水と未来を守る、宮古島発の地域循環モデルを目指して～
㈱永島農縁
更新日：2025/5/27
宮古島で、モリンガ10万本を植樹し、地域の雇用・環境・健康課題を解決へ。自然と共に生きる循環型農業モデルを、クラウドファンディングで全国から共につくる挑戦が始まります。
沖縄県・宮古島で環境再生型農業を展開する株式会社 永島農縁（本社：神奈川県横浜市、代表取締役：永島太一郎）は、宮古島の地域課題を解決することを目的に、2025年5月26日よりクラウドファンディングによる寄付の募集を開始したしました。
本プロジェクトでは、宮古島モリンガを活用し、地域の雇用創出・水資源の保全・健康課題の解決に取り組みます。モリンガの植樹を通して、持続可能な未来をつくる仲間を広く募ります。
プロジェクトページはこちら：https://for-good.net/project/1001819
【プロジェクト内容】
沖縄県・宮古島にて10万本のモリンガを植樹し、地域の水・仕事・暮らしを支える循環型農業モデルを構築する取り組みです。
宮古島は川がない島で、生活水や農業用水を地下水に依存しています。しかし、近年の観光開発や農薬使用により水質汚染が進行し、地下水の持続性に危機が迫っています。
また、高齢化や担い手不足により農業人口は減少し、「農業＝きつい・儲からない」といったイメージが若者や移住者の希望を遠ざけています。
本プロジェクトは、弟の移住をきっかけに出会った株式会社宮古流通企画と連携し、「農業×地域×健康」を結ぶ地域循環のモデルを、モリンガを通じてつくろうと立ち上がりました。
モリンガとは？
モリンガは「奇跡の木」とも呼ばれるスーパーフード。90種類以上の栄養素を含み、CO₂吸収力や水の浄化力にも優れ、環境・健康・農業を同時に支える万能植物です。
宮古島の地下水を守るには、農薬や化学肥料に頼らない農業が必要です。モリンガは無農薬で栽培可能なうえ、種に含まれる「カチオン性たんぱく質」が水中の汚れや細菌を自然に吸着・ろ過する力を持っています。この特性を活かし、モリンガは環境再生に役立つ植物として注目されています。
② モリンガ産業で、持続可能な雇用を創出モリンガの栽培は特別な機械や広大な農地を必要とせず、女性・シニア・外国人も含め多様な人材が関われる農業です。沖縄の気候とも相性がよく、年中収穫が可能で、茶・パウダー・オイル・石鹸など多様な加工展開も可能。地域に新しい「しごと」と「誇り」が生まれ、農家の所得向上と持続可能な農業経営の実現にもつながります。
③ モリンガ10万本でCO₂最大5.3％削減へ！モリンガは、成長速度が非常に速く、若木の時点から高いCO₂吸収能力を持つ植物です。
1本あたり年間約22～45kgのCO₂を吸収できると言われており、他の樹木に比べても吸収効率に優れています。
本プロジェクトでは、10万本のモリンガを島内に植えることで、次のような環境インパクトが見込まれます：
ガソリン車約2,200～3,500台分のCO₂排出を相殺
約500～900人分の年間CO₂排出量に相当
宮古島を訪れる観光客のCO₂排出量（約15万t）の約3.3〜5.3%を削減
モリンガの植樹は、単なる緑化ではなく気候変動対策としての実効性を持つ、未来への投資です。
今回のクラウドファンディングで集まった資金は、モリンガの安定供給を実現するための加工設備の導入に活用させていただきます。さらに、より多くの方に植樹や自然の循環について体感していただけるよう、農園の改修やツーリズム体験の開発にも取り組んでまいります。
未来の農業を「見る・触れる・参加する」場として整えることで、島内外の人と自然をつなぐ循環の拠点を目指します。
プロジェクト概要
タイトル：モリンガ10万本で、島に仕事と水と未来を。“ちゃー元気”な宮古島にしたい！
クラウドファンディング期間：2025年5月26日（月）〜7月27日（日）予定
クラファンページURL：https://for-good.net/project/1001819
目標金額：100万円（第一目標）
※クラファン特設ページにて、プラン・詳細をご確認いただけます。
クラウドファンディング期間中、報道関係者様向けの現地体験を実施します。ぜひ持続可能な宮古島の農業を体験、ご取材くださいますようお願い申し上げます。
日程： 2025年6月14日土曜日※荒天時は15日日曜日開催
時間：10:00〜12:00
場所：モリンガ農園（宮古島市平良）
内容：農園案内・植樹体験の様子・囲み取材
申込方法：下記メールアドレスへお問い合わせください。
