福祉施設の業務負担を月60時間削減!現場発DXモデルが「日本DX大賞」に登壇 HataraX発、“蛇口をひねるように福祉がそばにある社会”の実現に向けて

株式会社グーニーズグループ

更新日:2025/7/10

現場を熟知した福祉職出身者がITで現場密着のDX支援。人出不足の業界に“支援の質”向上と“現場の働きやすさ”を両立し、人と人が本当に向き合える福祉現場の実現を支援します。

株式会社グーニーズグループ(代表:石井宏和/本社:札幌市)は、DX伴走支援ブランド「HataraX(ハタラクス)」は、新サービス『福祉DX』をリリースしました。このサービスは、福祉業界の慢性的な人手不足や業務負担を抱える現場に対し、元福祉職の知見を活かした伴走支援を実施し、“月60時間の業務削減”と“働きがいの創出”を同時に実現しています。 本プロジェクトは、福祉業界が抱える慢性的な人手不足や業務負担に対し、10年以上福祉現場で経験を積んだ職員の「もっと現場を良くしたい」という想いから立ち上がったプロジェクトです。2025年7月16日(水)には、日本DX大賞のパネルディスカッションにも登壇を控え、現場発の福祉改革モデルとして注目を集めています。

福祉の現場は高齢化や人手不足、サービス価値に見合わない賃金といった構造的な課題が年々深刻化しています。「人が人を支える」という福祉本来の尊い価値を守り続けるためには、こうした根本の課題に正面から向き合う必要があります。しかし実際には、過酷な労働環境や労働に見合う収入が得られない状況が、現場で働く人々からやりがいを奪いかねません。私たちはこの問題に対し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用して業務効率化を図り、職員が本来の「人にしかできないケア」に集中できる環境づくりを目指しています

その結果、誰もが“蛇口をひねるように福祉がそばにある社会”を実現し、持続可能な成長とウェルビーイング(心身ともに満たされる状態)を実現するサービスを創造したいと考えています。具体的には、「福祉DX実行支援」、「福祉プラットフォーム運営」、「福祉事業所運営」の3つの柱を通じて、現場の変革の構想をしています。

HataraXが提供する『福祉DX実行支援』は、人手不足に悩む業界で“支援の質”の向上“現場の働きやすさ”の両立を目指す取り組みです。10年以上の実務経験を持つ元福祉職の担当者による「オーダーメイド型DX伴走支援」を通じて、個別支援計画や記録作成にかかる時間の約60%削減など、業務削減効果と働きがいの創出を実現しています。


取り組み概要
⒈実務経験者による「オーダーメイド型DX伴走支援」
元福祉職の担当が、経営層と現場の橋渡し役となり個別課題に深く寄り添いながら、IT知識の有無に関わらず誰でも使える仕組みを提案。シニア層にも対応した研修・現場で活用ができるまで伴走を支援をします。実際に、定着率90%以上を2ヵ月で達成しました。

⒉アナログ業務の再構築と「職場のリデザイン」
長年の紙ベースや手書き・属人管理に頼った現場の業務を可視化・再設計し、管理職、現場の業務負担を大幅に軽減します。出勤簿確認作業、シフト表作成、個別支援計画の作成など約60%の削減作業負担を減らし、「働きやすい職場」への変革を推進しています。

 ⒊経営・現場・保護者をつなぐ「情報の見える化」
経営・現場・保護者の連携を強化し利用者情報、支援記録など、これまで分散していた情報を一元的に管理するシステムを導入記録・支援情報を一元管理し、保護者とのリアルタイムな記録共有が可能となり、サービスの付加価値信頼性が向上しました。

【導入企業様の声】合同会社きずな 代表社員 庄田陽造様
信頼できる“外部の伴走者”が、社内の声をつなぐ架け橋になった。
「社内ではどうしても進まなかったDXも、太田さんという第三者の存在で一気に進みました。管理者、現場共に『困ったら太田さんに聞こう』という文化が根づき、業務効率だけでなく、心理的な安心感も生まれています。福祉現場特有の“属人化”を打破する、組織にとっての第三の選択肢です。

【担当者のコメント】ソーシャルケア・ストラテジスト 太田康文
“人にしかできないケア”に集中できる未来を作りたい。”
「福祉の仕事は、利用者様と共にお互いを支え合う尊い仕事です。しかし、その尊い仕事が労働環境や低賃金といった課題で見失われてはなりません。福祉DXは単なる業務の効率化ではなく、DXの先にある現場で従事している職員が本来の支援に向き合い、その労働の価値を適正な対価につなげるためのもの。福祉という尊い仕事を持続可能で価値ある業種であり続けることを目指していきます。」


ご案内】
このたび、私たちの取り組みは、日本DX大賞2025 サミット&アワードこの取り組みにノミネートされました。それに伴い、同アワードのパネルディスカッションに登壇いたします。“DX×福祉”という視点から、現場で起きているリアルな課題と変化を全国の皆様にお届けできればと思っています。

開催概要】
イベント名: 日本DX大賞2025 サミット&アワード
日時: 2025年7月16日(水)14:30~15:00(ポスターセッション登壇)
会場: 渋谷ストリームホール(東京都)およびオンライン配信
入場料: 無料(※事前登録が必要です)
主催: 日本DX大賞実行委員会

本アワードは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、社会やビジネスの課題を解決し、持続可能な成長とウェルビーイングを実現する取り組みを表彰するものです。

▼イベントの詳細・参加登録はこちらから
https://www.dx-awards.jp/

【会社概要】
株式会社グーニーズグループ
地域商社として食を通じた地方創生事業を2007年から展開しつつ、自社や取引先の経営課題をITの力で共に解決するソリューション事業も展開しています。具体的には、6次産業化や観光施設等の店舗運営・地域商社立上げ・アトツギ支援・事業承継等、地域の中小企業が抱える課題を実務経験とデータドリブン、AIを活用して可視化し、課題を解決して現在に至っています。【受賞歴:食と地域の絆づくり大賞(農林水産省)、クールジャパン北海道大会グランプリ(経済産業省)、全北海道広告協会賞 インタラクティブ部門・製作者賞(北海道広告協会)他

【お問い合わせ先】
株式会社グーニーズグループ
広報戦略担当 石田 孟二加
電話番号  080-1881-0782
メール      info@goodneeds-group.net
HP          https://goodneeds-group.net/