発売前重版、決定! 大藪春彦賞作家・辻堂ゆめ氏のデビュー10周年記念作品――慟哭の犯罪小説『今日未明』、徳間書店より発売!

徳間書店

公開日:2025/8/8

徳間書店
2025年8月8日(金)、全国の書店・ネット書店で発売

株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、辻堂ゆめ氏の最新長篇『今日未明』https://www.tokuma.jp/book/b666806.html)を8月8日(金)に発売いたします。


『今日未明』(辻堂ゆめ/著)

◆デビュー10周年記念作品◆

あのとき、
もっと話せていたら
あの人を殺めずに、すんだのかな。

まだ引き返せる。
あなたがニュースになる前に。

大藪賞作家が描く慟哭の犯罪ドラマ。

■内容紹介

■自宅で血を流した男性死亡 
別居の息子を逮捕

■マンション女児転落死 
母親の交際相手を緊急逮捕

■乳児遺体を公園の花壇に遺棄 
23歳の母親を逮捕

■男子中学生がはねられ死亡 
運転の75歳女性を逮捕

■高齢夫婦が熱中症で死亡か 
エアコンつけず

新聞の片隅にしか載らない、小さな5つの事件。
その裏には、報道されない真相がある――。

【目次】
「夕焼け空と三輪車」
「そびえる塔と街明かり」
「ジャングルジムとチューリップ」
「まだ見ぬ海と青い山」
「四角い窓と室外機」


<試し読み公開中> プロローグ~「夕焼け空と三輪車」途中まで
【徳間書店HP】 https://www.tokuma.jp/files/actibook/666806/


■表紙デザインほか


表紙デザインより


「夕焼け空と三輪車」より


「そびえる塔と街明かり」より


■著者の言葉

 目に留まる短いニュース。憶測だらけのコメント。肯定。否定。あふれかえる世間の声と、拾われることのない当事者の声なき声。
 先入観ほど怖いものはないけれど、人間はそれを捨てられない生き物なのだとも思います。それを浮き彫りにする5篇を書いたつもりです。プロローグの「私」は、作者の私かもしれませんし、あなたかもしれません。
 ――辻堂ゆめ

■著者プロフィール

辻堂ゆめ(つじどうゆめ)
1992年神奈川県生まれ。2015年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー。『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞受賞および第75回日本推理作家協会賞候補、『十の輪をくぐる』で第42回吉川英治文学新人賞候補。2022年『卒業タイムリミット』がNHK総合で連続ドラマ化。著書に『二人目の私が夜歩く』『山ぎは少し明かりて』『ダブルマザー』などがある。

■書誌情報


写真 池田 聡
タイトル:今日未明
著者:辻堂ゆめ
定価:1,980円(税込)
判型:四六判並製
ページ数:352ページ
発売:2025年8月8日(金)
ISBN:978-4-19-866043-7
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b666806.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198660433/

【初出】
「夕焼け空と三輪車」 読楽2022年5月号
「そびえる塔と街明かり」 読楽2023年6月号
「ジャングルジムとチューリップ」日刊ゲンダイ2023年10月16日~11月30日
「まだ見ぬ海と青い山」 読楽2024年10月号・11月号
「四角い窓と室外機」 読楽2025年3月号・4月号
単行本化にあたり加筆・修正しました。




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