2025 年4 月11 日(金)公開映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』アカデミー賞(R)長編アニメーション部門ノミネート作品『チコとリタ』から13年!伝説の音楽家による珠玉の名曲がスクリーンに蘇る!

2ミーターテインメント合同会社

更新日:2025/4/4

2ミーターテインメント合同会社
日本版本予告映像解禁、フェルナンド・トルエバ監督からビデオメッセージが到着!バルバッコアとのコラボ、そして4/11(金)にヒューマントラストシネマ渋谷で公開記念トークイベントの開催も決定!


映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』ポスター
トルエバ x マリスカル x ゴールドブラムのトリオが紡ぐブラジリアン音楽へのラブレター!この度、『ベルエポック』(92)でアカデミー賞(R)外国語映画賞を受賞したフェルナンド・トルエバと、ハビエル・マリスカルの共同監督作品『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』が、4 月11 日(金)より劇場公開致します。





■『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』イントロダクションキューバ革命前後のニューヨークを舞台にシンガーとピアニストの悲恋を描いた『チコとリタ』(10)が、第84回アカデミー賞(R)長編アニメーション部門にノミネートされてから13年。稀代のジャズ通でグラミー賞受賞歴もある映像の魔術師と現代スペインアートを代表する巨匠が、映画の舞台をリオデジャネイロに移して再びタッグを組んだ本作は、「ドキュメンタリーではなくアニメーションでテノーリオの活躍を表現したかった」とトルエバ監督が語るとおり、ラテンアメリカの痛ましい歴史を浮き彫りにしながら、ブラジル音楽の伝説をスクリーンに蘇らせることに成功しています。奇しくも2025年は日本とブラジルの修好130周年を迎える節目の年、音楽ファン、歴史好き、まだ知られていない物語を発見したい映画ファンのみならず、ブラジルやラテン文化を愛する全ての人の心に響くこと間違いない意欲作です。



テノーリオ メイン


テノーリオとカエタノ
■『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』ストーリー1959 年、ブラジルのボサノヴァが音楽の歴史を変えた。エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、さらにはフランク・シナトラまで、世界中がブラジル音楽を歌い踊り始めた。ニューヨークの音楽ジャーナリスト、ジェフ・ハリスは、このムーブメントについて調べるため訪れたリオデジャネイロで、ボサノヴァの爆発的なヒットで重要な役割を果たした一人のピアニスト、テノーリオ・ジュニオルの存在を知る。その足跡を辿ると、繊細なタッチで聴衆を魅了した天才はブエノスアイレスでのツアー中に謎の失踪を遂げていた。創造的な自由が失われ、全体主義体制に飲み込まれる直前のラテンアメリカ、彼の地でジャーナリストが見た真実とは―― 。



声の出演は、ニューヨークの音楽ジャーナリスト役に『ザ・フライ』(86)から『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(22)まで、ハリウッドで幅広く活躍するジェフ・ゴールドブラム。魅惑的な低音ボイスを持つ彼は、自身も卓越したジャズピアニストであることから、物語の語り部として、本作をよりリアルな音楽作品にすることに貢献している。また、リオデジャネイロ・オリンピックの公式マスコットのモチーフにもなった、詩人ヴィ二シウス・ヂ・モライスと作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンのコンビによる『CHEGA DE SAUDADE(想いあふれて)』や『So Danço Samba(ソ・ダンソ・サンバ)』など、スクリーンに蘇るボサノヴァ珠玉の名曲は必聴!



トムとヴィニシウス

この度、日本版予告映像が解禁となりました!
本予告映像の冒頭では、70年代ブエノスアイレスの街角で、黒塗りの車から降りてきた強面の男達が新聞スタンドで買い物をする長髪の男の肩に手を置くところが映し出されている。舞台は一変、現代ニューヨークの摩天楼。ブルックリンのアパートで60年代のピアノソロに聴き入る音楽ジャーナリストの姿が描かれる。ソロを演奏していたのはテノーリオ・ジュニオル。ボサノヴァ時代のサンバジャズで名を馳せたピアニストらしい。ジャーナリストはリオデジャネイロに出向き、現地でボサノヴァの歴史についてのリサ―チを始めるが、友人から「テノーリオは、ある晩失踪してそれっきりだ」と告げられる。「彼のことをもっと知りたい」好奇心に駆り立てられたジャーナリストはボサノヴァ生誕の地で、テノーリオの家族や友人、伝説のミュージシャン達へのインタビューを試みる。不世出の音楽家だったテノーリオの不在を嘆く友人たち、ホテルの部屋を急襲する官憲らしき男たち。代表作『Embalo』(64)を演奏するテノーリオとバンド、音楽が最高潮に達する時、暗闇から一発の銃声音が聞こえる。テノーリオは永遠に失われてしまったのか?アメリカ人ジャーナリストが彼の地で見た真実は何か?スリリングな展開に目が離せない!