「芸人よりもおもしろい!? ギャグマンガ一のおもしろキャラ」TOP5―1位はあの幼稚園児!

なんでもランキング

2015/12/5

 あなたはマンガを読みながら、お腹がよじれるほど笑った経験があるだろうか。そんな経験はないって? そりゃ、すごく損をしている! だって、マンガ界には、芸人顔負けのおもしろキャラが大勢いるんだから。ということで、今回のランキングは、「好きなギャグマンガのキャラクター」について。こちらの思いもよらぬところから、笑いのツボを巧みに突いてくるギャグセンス。栄冠は誰の手に…!?

【調査対象:全国の40歳未満の男女262名 2015年11月実施】

1位
野原しんのすけ
クレヨンしんちゃん 1
クレヨンしんちゃん 1
  • 著者名:臼井儀人
  • 発売元 : 双葉社
  • 価格:576円

 1位に選ばれたのは我らが大本命、『クレヨンしんちゃん』の主人公・野原しんのすけだ。「子どもならではの視点がおもしろい」「子どもなのにツボを突いてくる」など、子どもならではの視点・ギャグセンスを評価する声が圧倒的。さらには、「天才児だと思う」「おふざけがすぎるけど、子どもだからかわいいと思う。しんちゃんがどんな大人になるか楽しみ」というように、しんのすけを“逸材”だとする意見も。ただのおもしろ幼稚園児ではないということか…。ちなみに、「映画版は爆笑しつつも感動する」と、ときにはこちらを泣かせる側面も支持を集めたポイントのよう。笑いと涙、メリハリある芸風(?)は、大人顔負けである。

2位
坂田銀時
銀魂 1
銀魂 1
  • 著者名:空知英秋
  • 発売元 : 集英社
  • 価格:421円

 2位にランクインしたのは、ドタバタ系コメディ『銀魂』の主人公・坂田銀時。SFと時代劇がミックスされた、なんでもありの世界を生きる侍だ。…なんて言うと聞こえがいいが、彼に対しては「黙っていれば格好いいのに、動くとバカになる」「決めるところは決めるのに、基本がダメ人間」というように、ダメさ加減を支持する声が集まった。普段は死んだ魚のような目をしている銀時。ギャグを連発する姿は、オッサンのよう…。本当、黙っていればいいのに。また、作品そのものへの評価も高く、「パロディへの挑戦性。これほど尖ったものは珍しいのではないかと思う」「『銀魂』を読み始めてお笑いが好きになり、芸人にハマった」など、本作が笑いと向き合う姿勢は多くの読者を惹きつけているようだ。

3位
両津勘吉
こちら葛飾区亀有公園前派出所 1
こちら葛飾区亀有公園前派出所 1
  • 著者名:秋本治
  • 発売元 : 集英社
  • 価格:421円

 こちらもドタバタコメディ。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の警察官・両津勘吉が3位に登場した。両津に寄せられた意見で目立ったのは、「友だちにいたら楽しそうだし、いろんなことに詳しい」「雑学にあふれていて勉強になるうえ、非現実的なギャグを現実的に分析するところがおもしろい」というように、その博識さを讃えるもの。確かに両津は雑学王。といっても、アニメやアイドル、プラモデルなど、趣味に走ったものばかりだが。その情熱を、本来の業務にも活かしたら良いのに…。と思いきや、「警察官なのにハチャメチャすぎる」というごもっともな声もあり。みんな、両津が警察官であることは忘れていないようだ。

4位
ボボボーボ・ボーボボ
ボボボーボ・ボーボボ 1 [Kindle版]
ボボボーボ・ボーボボ 1 [Kindle版]
  • 著者名:澤井哲夫
  • 発売元 : 集英社
  • 価格:400円

 ギャグマンガにはシュールで意味のわからない世界観が魅力になっている作品もある。4位にランクインしたのは、まさにそんなギャグマンガである『ボボボーボ・ボーボボ』の主人公・ボーボボだ。マルハーゲ帝国によって危機に晒された人類の髪の毛を守るため、“鼻毛真拳”を使って立ち向かっていくというストーリー…って、この時点でわけがわからない。しかし、その不条理さが人気で、「説明できないわけのわからなさ加減が一番」「めちゃくちゃなギャグで思わず笑ってしまう」と、厚い支持を寄せる人たちが一定数いるよう。先の読めない(というか、読みようがない)展開に、ハマる人はハマる、というスタイルの作品である。

5位
前野
行け!稲中卓球部 1
行け!稲中卓球部 1
  • 著者名:古谷 実
  • 発売元 : 講談社
  • 価格:524円

 5位に選出されたのは、90年代に人気を集めた『行け!稲中卓球部』の主人公・前野。稲豊市立稲豊中学校の卓球部を舞台にした物語で、前野はそこに在籍する卓球部員だ。今回ランキングにあがったのは主人公の前野だけだが、「キャラが強烈すぎる」という声にあるように、他の部員たちもなかなか個性豊か。「何度読んでも笑える。ツボにハマる」と熱狂的なファンが多い本作だが、いかんせんクセの強い絵柄から敬遠している読者も少なくないだろう。しかし、「中学の時、初めて男子から借りた作品。絵が好きではなかったけれど、試し読みしたら爆笑した」なんて人もいるように、食わず嫌いはもったいない。前野たちの強烈なギャグを堪能すべし。

 そのほか、
・ジャガージュン市『ピューと吹く!ジャガー』(うすた京介/集英社)
・花中島マサル『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』(うすた京介/集英社)
・坂本『坂本ですが?』(佐野菜見/KADOKAWA)
など、シュール系のギャグマンガ・キャラクターを支持する声もあった。理解はできないのに、なぜか笑ってしまう…。その謎の世界観は、一度ハマると抜け出せないのかもしれない。

 今回あがったのは、爆笑必至のキャラばかり。職場や学校で嫌なことがあった日も、これらを読んで笑い飛ばそう。そう考えると、ぼくらの生活になくてはならない存在なのかも。

文=前田レゴ