“キャンプめし”ならお手伝いも上手くいく! 子どもがはりきる絶品レシピや準備・後片付けのコツをマンガで紹介

マンガ

PR公開日:2024/5/26

はじめてのキャンプめし"
はじめてのキャンプめし』(みなくちなほこ:監修、てらいまき:イラスト/主婦の友社)

 子どもがある程度大きくなったらチャレンジしたいファミリーキャンプ。川で遊んだり、焚き火を囲んだりするほかに、楽しめるものとは?

はじめてのキャンプめし』(主婦の友社) の監修を手がけるみなくちなほこさんが提案するのは、家族みんなでごはんを作り、みんなで食べる“キャンプめし”。これこそがファミリーキャンプの醍醐味だといいます。

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(8-9ページ)

 幼少時から家族とアウトドアに親しんできたというみなくちさんは、外ごはんの美味しさと楽しさを伝えるアウトドアクッキングのトップランナー。おうちではうまくいかない子どものお手伝いも、外なら汚れたっていいから安心だし、野菜洗いやごはん炊きなどの役割を与えると、子どもがはりきって手伝ってくれることが多いとか。

道具はおうちにあるものを使えば十分

(14-15ページ)

 はじめてのキャンプで心配なのが、キャンプ道具の調達でしょうか。一つひとつそろえるとお金がかかるし、探す手間もかかりますが、まずはおうちにあるもので使えるものを探してみるのが得策なのだそう。

 鍋や包丁はキッチンのものを持ち出せばいいし、ツーバーナーがなくてもカセットコンロで代用すればOK。メスティンやスキレットは100均でも購入可。「外ごはんはおうちごはんの延長」という考え方が、キャンプ初心者のハードルをグッと下げてくれます。

簡単&絶品キャンプめしのレシピが満載

Wトマトの炊き込みピラフ

 キャンプめしのレシピが本当に美味しそうなので、試しに一品作ってみました! メスティンを使った「Wトマトの炊き込みピラフ」では、市販のトマトジュースを使用。今回は缶ですが、燃えるごみで捨てやすい紙パックタイプがおすすめだとか。子どもが野菜の下準備を手伝えるように、ミニトマトのへたは残したまま持って行くと良さそうです。

Wトマトの炊き込みピラフ

 無洗米を30分ほど浸水させ、洗ったトマトやジュースをメスティンに入れて…。簡単な作業ばかりなので、子どもがはりきって手伝ってくれること間違いなし! 材料をすべて入れたメスティンを火にかけ、沸騰したら、待つこと13~15分。

Wトマトの炊き込みピラフ

 炊きあがりの時間になり、メスティンのフタをあけてみると…ピカピカのピラフが登場~。粉チーズやバジルを乗せて完成です。アルミ製のメスティンは熱伝導がいいから、小さな火力でもしっかり炊けるらしく、炊きあがりはホクホクのモチモチ。あつあつを口に入れると「あっつ…でも、おいしい~」とみんなが笑顔になれる味。ミニトマトの甘酸っぱさもあわさって絶品でした。

何でも調理できてしまうキャンプめしに驚き…

(110-111ページ)

 ほかにも、カップスープの素で作るパスタ、焼き鳥缶を使った炊き込みごはんなど、試してみたいレシピがたくさん。「パスタは浸水させて持っていく」など、はじめてでも簡単にキャンプめしを楽しめるアイデアの数々に脱帽。キャンプ初心者の筆者も、ゆくゆくは、外で発酵から焼き上げまでを行う「まきまきパンアレンジ」に挑戦したいと目論んでおります…!

難関だと思っていた後片付けもこれで安心

132-133ページ

 感動したのは、準備やレシピに加え、スムーズに後片付けをするための工夫がひと通り解説されているところ。夜のうちに片づけておくものや、洗剤を使えないキャンプ場で洗い物をする方法、そして簡単にできる朝食の準備など、知って得する情報が詰まっています。片付けまでうまくできれば、次もまた行きたくなるというもの。子どもにもしっかりと伝え、手伝ってもらおうと思います。

コツさえわかればキャンプは怖くない

ちょっとくらい料理が焦げてしまっても、調味料を入れ忘れてしまっても、笑って「ごちそうさま」が言えたら、キャンプごはんは大成功です。

 キャンプめしはそろえるものが多くて面倒…失敗するのが怖い…という人も、本書を読めば、むずかしく考えず、もっと気楽に楽しめる方法が見つかるのではないでしょうか。コツさえわかれば、はじめてのキャンプもきっと怖くない。文字が読めるようになったお子さんなら、一緒にマンガを読んでからキャンプに向かうのもいいですね。

調理・写真・文=吉田あき

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