寒い季節だって美味しいビール×おでん! 一人飲み大好き女子の食リポに、読めば読むほど「喉がゴクリ」『出没! ビール女子』

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PR 公開日:2024/10/28

出没!ビール女子"
出没!ビール女子』(猫原ねんず/少年画報社)

 一日の頑張りを労い、私の心と体に癒しを与えてくれるお酒。昨今は、自宅で竹内まりやの「元気を出して」をBGMに、「アサヒ生ビール マルエフ」をカシュッと開け、ナムルの盛り合わせをお供に、喉に癒しと潤いを与えるのがこだわりだ。もちろん他のお酒も嗜むが、最初の一杯や疲れたときはビールと決めている。それくらい好きなのだ

 そんな私と同じ、ビール好き読者にぜひ読んでほしいのが『出没!ビール女子』(猫原ねんず/少年画報社)だ。一人飲みを趣味とする女性の主人公が、王道のキリン、アサヒスーパードライからあまり目にしない珍ビールまで、多種多様なビールをおつまみとともに堪能する作品。読んでいるだけでビール欲が湧き、喉が渇いてくる。

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 例えば、外出先でビールを飲むとき。私はよく地ビールに手を伸ばすのだが、作中では地ビールのひとつ「ヴァイツェン」が紹介される。きめ細かく舌ざわりが滑らかな泡や小麦麦芽を50%以上使うことから生まれるバナナのようなフルーティーな香り、ビール特有の苦みも控えめなため、誰でも飲みやすいのが特徴だ。

 そんな甘い地ビールには、スモーキーなおつまみ「いぶりがっことクリームチーズ」が適任だろう。燻された大根のたくあんから聞こえるパリっとした食感と、噛むほどに口いっぱいに広がる塩味は、ビールを飲むスピードをさらに速めていく。クリームチーズを少しのせて食べると塩味が甘じょっぱさへと変化し、飽きが早いと言われるビールの味の寿命を延ばしてくれる気がする。

出没!ビール女子

出没!ビール女子

出没!ビール女子

出没!ビール女子

 また、ビールといえば夏のイメージが強いはず。確かに縁日やビアガーデン、BBQといった夏のイベントにビールは欠かせない。しかし、他の季節でもおつまみとの組み合わせによってビールは最高の飲み物へと変化するらしい。それを象徴するのが第9話「ベアードビール島国スタウトとおでん」だ。

 冬の定番・おでんをつまみにビールを嗜む回なのだが、きっと「おでんにはすっきりとした飲み口の熱燗では?」と思う人の方が多いはず。ただ「ベアードビール 島国スタウト」は、ホップの苦みが強めでドライなのどごしが、少し濃い味のおでん出汁と相性が抜群なのだとか。作中で描かれるおでんとビールの往復を見ていると、早く冬になってほしいと願いたくなる。同じ種類のビールがなくてもきっと苦みが強めでドライなビールであれば、おでんとの相性は抜群なはず。ビール好きとしては、この冬ぜひ試してみたい組み合わせだ。

出没!ビール女子

出没!ビール女子

出没!ビール女子

出没!ビール女子

 本稿を執筆している最中も、喉の渇きは増してくる。私がビール好きなのもあるのかもしれないが……読み返すたびにビールへの愛が伝わってくる。著者が本当にビールを愛しており、研究しているからこそ描けた世界観といえるだろう。

文=トヤカン

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