人生がまわりだす!! アドラー式・自分が好きになるお片付け

生活

2017/12/3

『アドラー心理学で家じゅうスッキリ!! 片づける極意』(丸山郁美、貝谷久宜/マキノ出版)

 早いもので、もう師走。2017年が終わろうとしている今、「今年も家が片付かなかった、大掃除がめちゃくちゃ大変だ…」ともやもやしている方は少なくないはず。世をあげてお片付けブームの昨今、いろいろなメソッドは知っているし何もしなかったわけではないのに、どうしてダメなのだろう。自分に向いている方法はないのかな…?

 そんなあなたに一読を薦めたいのが『アドラー心理学で家じゅうスッキリ!! 片づける極意』(丸山郁美、貝谷久宜/マキノ出版)だ。片付けが心の問題だということは、誰もがうすうす気づいているはず。そこでベストセラー『嫌われる勇気』などで一躍有名になったアドラー心理学を応用し、元気なココロで家をスッキリさせようというのが本書。

 ものを捨てることに焦点を絞らないので、「ものが多いけれど捨てられない」タイプにも向いている。約800世帯を「快適」に導いた、その方法とは…。

■劣等感にさようなら! なりたい自分になる6ステップ

 アドラー式お片付けは、別名「勇気づけのお片づけ(R)」。片付けがはかどらないと「自分はなんてダメなんだろう」とくよくよしたり、いつまでも変わらない状況にイラだったりするが、しかしこう思うのは向上心がある証拠。「人間は過去に何があろうとこれから生きたい人生を創造できる」と主張したアドラーにならい、「今後どんな生活をしたいか」に集中しよう。まずは自分が自分の味方になり、ビジョンを明確化する。そこが出発点。

STEP 1「その部屋で何をしたいのか、イメージする」

部屋が片付いたらどんな生活をしたいのかという「目標」を設定。

STEP 2「仲間分けして、整理する」

片付ける場所を決め、そこにあるものを一度すべて出す。アイテム別、誰のものか、使用頻度など、自分流に仲間分け。もし要らないものがあったら捨てる。

STEP 3「快適で使いやすいように、収納する」
使う人が便利な方法でしまう。つまり、ものの「定位置」を決める。

STEP 4「1日1回、リセットタイムを設ける」

散らかったものを定位置に戻す時間を設定。夕食前、就寝前、などと決めて習慣化。

STEP 5「ササッと掃除する」

できれば1日1回、忙しいなら週1回。掃除機は時間のある時でOK。

STEP 6「見直し」

子供の成長や生活スタイルの変化があったら、適宜調整。

 最初は1から5まで、普段は4と5のみ、ときおり6をして、必要なら1~3を行う。このシンプルなシステムで、家はみるみる快適に! 本書は、心理学ライフスタイル診断による「タイプ(性格)別おすすめ収納法」、書き込み式「お片付け練習帳」なども収録されており、楽しみながら自分らしい片付けが実践できる。なりたいイメージがあるなら、2018年を心地よい部屋で迎えたいなら、今こそ行動あるのみだ。

文=青柳寧子