カロリー&糖質オフダイエットに挫折した人も!「ボーンブロス」で無理なく健康的にやせる!

健康・美容

2018/2/5

『魔法のスープ ボーンブロスでやせる 間ファスダイエット ― 食べない時間が体をリセット!』(鈴木 功、鈴木睦美/主婦の友社)

 ダイエットに関心のある人なら、NYなどで流行っている「ボーンブロス」について聞いたことがあるかもしれません。「ボーンブロス」とは、鶏や豚、牛の骨をじっくり長時間煮込んでとる「骨スープ」のこと。そして、実は大昔から、体を癒すおくすりスープとして親しまれてきたものなのです。そして、この「ボーンブロス」を使った、おいしいダイエットが今、日本でも注目されています。

■肥満の原因は、ホルモンバランスの崩れ?

 糖尿病治療やダイエットの指導をしてきた鈴木内科クリニックの鈴木功医師は、「人の体は、すべて様々なホルモンバランスにより、一定に整えられています。体脂肪の蓄積もホルモンによってコントロールされていて、肥満の本当の原因は、ホルモンバランスの偏りにあったのです」。

 脂肪の蓄積を防ぐには、肥満ホルモンともいわれる「インスリン」をコントロールすることが重要になってきます。そこで、鈴木医師が提案するのが、「間欠的ファスティング(断食)」=ここでは、「間ファスダイエット」と呼ぶものです。

「糖質をきびしく制限しなくても、意識的に週に1~2回、時間は16~42時間食べない時間を持てば、体は正しいホルモン状態にリセットするのです。そのときにインスリン分泌刺激の少ない“ボーンブロス”を、とるといいですね」
 朝食、昼食、あるいはときに夕食のタイミングで食事をこの「ボーンブロス」のみに置き換えると、楽においしく安全に「間ファスダイエット」ができるのです。


■食べるサプリ!? 驚くべき「ボーンブロスの効果」!

「ボーンブロスは、関節を保護し、腸の健康に役立ちます。美しい皮膚を保ち、免疫機能も高めてくれ、化学物質を解毒する機能まであげてくれるのです。まさに天然の骨のマルチサプリメントといえるでしょう」

「本格的なボーンブロスは時間や少し手間がかかるものですが、家庭でも簡単にできるものもあるので、ぜひ手作りしてください」と言うのは鍼灸あん摩マッサージ指圧師でもあり、クリニック業務もサポートしながらボーンブロスを研究している鈴木医師の妻、睦美さん。
 家庭で手軽にできる手羽中の基本のボーンブロスを教えてもらいました。


●基本の手羽中ボーンブロスのレシピ

材料(作りやすい分量)
鶏手羽中 15本
A
┌セロリの葉 140g
│玉ねぎ 1個▶縦4等分に切る
│にんじん 1本▶皮付きのまま乱切り
│干ししいたけ 2個▶6~8時間冷水でもどす
│干ししいたけのもどし汁 350ml
│トマト 小6~10個(480~800g)▶150度に予熱したグリルで10分焼く
│アップルビネガー 大さじ2
└水 3ℓ
パセリ 適量▶みじん切り

作り方
1、手羽中はよく洗い、水けをよくふきとる。
2、鍋に1とAを入れ、強火にかける。
3、煮立ったらアクをすくい、弱火にしてふたをせずに2時間煮込む。
4、器にスープを盛り、自然塩少々(分量外)で味をととのえ、パセリを散らし、好みでトリュフ塩をひとつまみ振る。

■実際に、手羽先でボーンブロスを作ってみたら…


 写真は、上記の材料に自宅にあったブラウンマッシュルームも加えて、記者が実際に作ったもの。干ししいたけのもどし汁がとてもよい風味です。

 鍋はスロークッカーなど、具材をいれてタイマーをセットするだけの専用器具があると便利ですが、手羽中スープの場合は2時間ほどコトコト煮るだけなので深型の鍋があれば十分。できあがったボーンブロスは、耐熱容器に移して急冷後、冷蔵庫へ。4~5日は保存可能です。

 また、スープジャーにいれて仕事場へ持っていき昼食代わりにすると、味わい深くて心が落ち着きます。このボーンブロスなら、食べ過ぎた翌日など、前日の夕飯から翌日の夕飯まで、24時間のファスティングはまったく無理がなくできました。


 このボーンブロスを応用して、卵スープやカレースープを作れば、いつもの固形スープの何倍も美味しくなり料理上手になれます。

 さらに鈴木医師がダイエットの成功ポイントとして書籍で強調しているのが、
「栄養がないのに、食べ続けてしまう加工食品や人工的な食品添加物を避けることも重要です。間ファス以外のときの食事の質にもしっかりこだわりましょう」ということ。
 食べない時間も大事ですが、食べるときは自然で質のよい、栄養たっぷりの食材選びがなにより重要だそうです。

 天然素材で作った魔法の骨スープ=ボーンブロスは、赤ちゃんからお年寄りまで安心。ダイエットにも健康増進にも役に立ちます。ぜひ、ふだんの食事にも取り入れたいものです。