恋も人生も上手くいかない…女子の“恋愛あるある”に共感の嵐!
更新日:2018/2/26
恋愛は、進化しない。どんなに時代が進みテクノロジーが発達しても、相変わらず私たちは“愛だの”“恋だの”に振り回されている。大好きな彼氏に最高にステキな自分を見て欲しくて、いつだってキレイでかわいらしくいようと、鏡の前で奮闘を続ける。女性は「恋をするとキレイになる」というけれど、最初はキラキラ輝いていた一途な思いも、度を越してくると恋に疲れて徐々にやさぐれる。
平安時代の女性たちが自分の思い人に会えない寂しさを和歌に詠みつつ袖を涙で濡らしていたのと同じように、現代の私たちも、恋しさや、やりきれない気持ちをSNSに吐き出す。例えばTwitter。同じ境遇の人のつぶやきをみて慰められたり、憤慨したり、共感しまくる。
『最初は一緒にいられるだけでよかったのにどんどん欲張りになって、だめだ、好きがとまらない』(みやめこ/KADOKAWA)は、Twitterのフォロワーが27万人を突破した、ちょっとメンヘラなキャバ嬢みやめこ氏のつぶやきを集めたものだ。さまざまな恋愛体験を元に、辛くても前を向いて生きていくためのメッセージがこめられている…といってもそれは、清く、か弱く、美しい…ものとは限らない。
彼氏から連絡来なすぎて、ブチ切れ
“マメ”じゃない彼氏と付き合うと必ず経験させられてしまうのが、“彼氏からの連絡を待って、待って、待ち続ける”こと。でも、がっついてるとか、重いとか思われたくないから、「余裕があるフリして我慢してしまう」。
本当は待ちわびてるから何をしてても電話にすぐ気がつくように着信音はMAXにしてあるし、トイレに行くときも、お風呂に入るときも肌身離さず持っている。通知音が鳴っていなくても、LINEは5分おきに確認する。
ひとりでいるときよりも彼氏がいるときのほうが寂しい
恋をすると、「好き」がとまらなくなって…そうするともう、何をしていても好きな人のことしか考えられなくなる。
誰かがそばにいるときのほうが、もしかしたら孤独なのかもしれない。
「今なにしてるのかな」、「会いたい」、「会えない」…無限ループに陥って、ずっとずっと寂しい。
本書が2冊目の著書となるみやめこ氏。最初に本を出したときよりも恋愛に対する考え方は成長したという。10代は全力で恋愛して、全力で病んでほしい、20代以上の人は10代の頃全力だったことを思い出して、目の前の恋愛を一生懸命にしましょう、それがみやめこ氏からのメッセージだ。全ての恋する女子の味方であり、みやめこ氏自身もきっとこれからも、恋愛妄想を抱えながら恋する心と戦っていくのだろう。
私が寝返り打ってうしろ向いたら寝ながら彼氏がうしろから抱き締めてくれる冬の夜ってどこに売ってますか?
幸せに、なりましょう。
文=銀 璃子
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