初心者でも簡単にできる!“お灸”で体の不調にさよなら【試してみた】

健康・美容

2018/2/25

『今日からはじめる健康お灸』(せんねん灸お灸ルーム/講談社)

 まだまだ寒い日が続いていますが、体調不良などは感じていませんか? だからと言って忙しくてすぐには病院に行けないし、市販薬に頼るのも…。そんな時には“お灸”なんていかがでしょう? お灸ってなんだか難しそうと思われがちですが、『今日からはじめる健康お灸』(せんねん灸お灸ルーム/講談社)は、そんなお灸初心者にぴったりのトライアル本です。

 本書には、火をつけてツボに貼るだけで簡単にできるお灸が20個もついていて、ツボ図を見ながらやれば今日からすぐに使えます。そこで、お灸初体験の筆者が実際に試してみました!


■そもそもお灸ってどこにすえればいいのかわからない…


 お灸初心者にとっての最初の問題は、「一体どこにすえればいいのか?」。本書では、悩みごとに効果的なツボの場所が写真と文章で説明されていて、どこにすえればいいのか一目瞭然! これなら初心者でも簡単にツボをみつけることができます。ちなみにツボは、へこみを感じるところ、むくみ・カサつきがあるところ、押すと軽い痛みがあるところなどが目安になるそうです。

■お灸をすえる上で準備するものは…


 ツボ探しのポイントがわかったら、早速お灸を使ってみましょう。その際に準備すべきものがいくつかあります。まずは、お灸、そして、ツボの場所に印をつけるためのサインペン、点火用ライター、最後に、使い終わったお灸の火をしっかり消すための水が入った容器です。なお、ひとつのツボにお灸をすえる目安は1日3個までだそう。1個だけでも熱さを感じるようになったら、もうそこにお灸をすえる必要はありません。あと、お灸に火がつくと、最初煙が出てくるので、煙が室内にこもらないように窓を開けるなどして、必ず換気をしながらするようにしましょう。

■いざ、お灸初体験!


 いよいよ実践! 今回は、本書にあった、初めての人におすすめの“三陰交”というツボにお灸をすえてみます。三陰交は、内臓の働きを高め、バランスを整えてくれるツボで、かくれ冷えを防ぎ、免疫力低下を防ぐとのこと。かなり冷え性な筆者にとっては肩こり、むくみ、下痢など、冷えからくる症状の予防・改善にも効果があるとのことだったので、ここにしてみました。場所は、内くるぶしの一番高いところに小指を置き、指幅4本そろえて人差し指があたっているところ。


 ツボが見つかったら、見失わないようにサインペンで印をつけます。


 続いて、お灸の台座についているシールをはがし、一度指先につけます。こうすることで、点火したあとにすぐにツボにすえることができます。


 お灸に火がついたら、先ほどの印したツボに貼ります。これでセット完了!点火したお灸からは最初、白い煙とお灸の材料であるモグサの香りがふわーっと広がり、いかにもお灸をすえてる感が。ただ、30秒ほどしたら煙はなくなりますが、台座の熱さはピークに。なのに、お灸をすえている部分は、見た目ほど熱くなく、じんわり温まる感じなので、ツボを正しくみつけられたようです。この状態でお灸の台座が冷めるまで5分ほどじっとしています。普段5分間もなにもせずにいることがないので、なんだか贅沢な時間に感じられ、かなりリラックスタイムに。


 5分経ったら完全にお灸の火を消すために、準備していた水が入った容器の中に入れて、お灸初体験は終了。

■体とじっくり向き合える「お灸タイム」を大切に

 以前からお灸に興味はあったものの、自分で簡単にできるものではないというイメージから、なかなかやるきっかけがありませんでした。でも今回、自分で簡単にできるキットがあることを知り、不安ながらも初めて使ってみました。結果として、かなり簡単に使え、お灸をすえている時も熱かったりすることなく安全に使えたのでひと安心。また、感覚として何となく少し体が楽になった気が。

 お灸をすえることで病気の予防になるし、副作用がなく免疫力を高めて、体本来の働きを回復させてくれるので、これからは健康のためのセルフケアとして、お灸をすえるという選択肢も準備しておきたいところです。なにより、お灸をすえている間は、体がリラックスして、自分自身の体とじっくり向き合える時間でもあるので、何か不調などを感じ始めた時にはこの「お灸タイム」を大切にしたいと思います。皆さんもぜひ「お灸がある暮らし」を初めてみませんか?

文=JUNKO