キスをするのに最適な身長差は12cm!告白や恋愛に使えるかもしれない数学ネタ

恋愛・結婚

2018/4/14

『笑う数学』(日本お笑い数学協会/KADOKAWA)

 数学と言えば、学校の教科として習う時にも得意・不得意が大きく分かれるものだろう。苦手なひとにとってはとことん頭を悩ませてくれる難敵…それが数学だ。しかし、そんな数学をおもしろおかしく勉強できると聞いたらどうだろうか。例をひとつ挙げてみよう。素因数分解(ある数を素数の積で表す方法)と聞くと、数学が苦手な人は中学の苦い思い出がよみがえるかもしれない。しかし、この素因数分解は、結構簡単に解くことができる。その方法は「思い付いた適当な数字で割っていく(素数が出るまで割る)」というごくシンプルなもの。『笑う数学』(日本お笑い数学協会/KADOKAWA)では、こういった数学を使った笑える雑学を紹介している。

 例えば、告白に使えそうな数学ネタだ。本書曰く、これは5パターンがある。ここでは、うち3パターンほど紹介しよう。まず1つ目は、128√e980という文字列。上半分を消すと「I LOVe you」となるのだ。2つ目は、年齢に(数学の)ロマンを乗せて告白するというものだ。例えば、相手が26歳だった場合だと次のようになる。

25という数は5の平方数(2乗)であり、27という数は3の立方数(3乗)であるから、この平方数と立方数にちょうど挟まれる数は26しかありません。よって、26という数は貴重で美しく26歳は素晴らしい歳、君はなんて美しいんだという口説き(?)です。

 だがしかし、これは少々上級者向けかもしれないので、相手が数学に深く傾倒している人でないのなら使用する場は選んだ方が良いだろう。3つ目は、こちらは前よりはわかりやすい。円周率にちなんだ数学ネタである。円周率は3.141592…と永遠に続くため、これにちなみ3月14日をホワイトデーではなく円周率の日と呼ぶことがある。円周率は永遠に続く=愛も永遠に続くということで、この日に入籍する人達も居るらしい。これを告白に利用するなら「円周率と同じように、この愛も永遠に続く」というようなフレーズが考えられるだろうか。ただし、もしもこういった告白を考えるならば、万が一「でも円周率はどうせどこかで切り捨てるでしょう」と返された時の対処も考えておいた方が良いかもしれない。

 ちなみに、もう少し恋愛ネタを続けさせてもらうと、キスをするのに最適な身長差というものも本書に掲載されている。これは、三角比で求められており、結論から言えば最適な身長差は12cmだそうだ。細かい計算も説明すると長くなるため、計算式だけ紹介しよう。身長が高い人、低い人がカップルだと仮定した場合、(背の高い人が低くなる高さ)+(背の低い人が高くなる高さ)=3.5+4=7.5(cm)となる。しかし、これは純粋な身長のみで考えた場合だ。つまり、靴による嵩増しが考慮されていないのである。本書によると、男性の靴底の平均は約1.5cmで、女性の靴底の平均は約6cm(一般的なヒール)だそうだ。これにより、男女の靴底の厚みの平均的な差はおよそ4.5cmであることがわかる。つまり、7.5+4.5=12(cm)になるというわけだ。もしも今の恋人との身長差が12cm差でなかったなら、靴の厚みで調節するという方法もあるので試してみると良いだろう。

 最後に、自分の髪の毛の本数を数える方法を紹介しよう。これは意外と簡単かつ何通りかの方法がある。その方法の中では、「1平方センチメートルあたりに生えている髪の毛の本数を数える」「髪の毛が生えている部分の表面積を求める」というのが一番堅実な方法だろうか。ほかにも髪の毛一本当たりの太さを調べ、髪の毛をポニーテールのように1つに束ね、その束の直径を調べるという方法もある(髪の短い人には難しいかもしれないが)。ちなみに、大胆なやり方ではまず丸坊主にし、その後1週間放置して再び丸坊主にする。その時に刈った髪の毛全部の重さと、一本あたりの重さを比較し計算するというものもある。どれもかなり正確な数が出そうだが、如何せん方法によっては、手間がかかる・できる人が限定される・実行にかなりの勇気と行動力が要るというネックもある。こういったことは「知識と実行は別」と割り切って雑学程度に心にとどめておくのがちょうど良いかもしれない。

文=柚兎