【連載】収入がそこそこあっても「貯金がない」人の意外な共通点 第1回

暮らし

2018/6/25

 お金が貯まるのは収入が多いから? お金が貯まるのは几帳面だから? 「いいえ、収入や性格は必ずしも貯金額とリンクしないです」。そう話すのはファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん。


◆貯まる人は、生活費と貯蓄の口座を分けている

■「子どものころ」「学生時代」「就職時」につくった口座を使い続けている
■生活費も預貯金も、同じ口座に預けている
■月末に残ったお金を貯金している

 いずれかに心当たりがある人は貯まらない。風呂内さんは、「給与が振り込まれたら、生活費と貯蓄の口座は分けましょう。貯めるお金は『残す』のではなく、先に取り分けてください。残高がふえる一方の口座を新たにつくると、意識も気分もまるで変わります」と提案する。

◆貯まる人は、とるに足らないものを買わない

■毎日のコーヒーやタバコがやめられない
■コンビニの新商品をつい買ってしまう
■セットでお得、まとめ買いに弱い

 ある!ある!思い当たった人は要注意!「ラテ・マネー」という言葉を使ったのは、アメリカの資産コンサルタント、デヴィット・バック氏。毎朝の習慣で買っているカフェ・ラテのように、少額だから気にもとめないお金は、数年先にボディブローのように効いてくる……。300円とはいえ毎日使い続ければ、10年で100万円を超えてしまう。

 風呂内さんは続ける。「貯まる人は『こういうつもりではなかった』お金を意識して、無くしています。その違いは大きいです」

◆貯まる人は、銀行やクレジットカードにこだわる

■銀行口座を5年以上、比較検討していない
■クレジットカードを3枚以上、持っている
■ポイントをためるなんてめんどうくさい

 自分のことだと思ったらイエローカード。風呂内さんによれば、「銀行の金利やサービス手数料、クレジットカードを使うともらえるポイントなどは、ここ4、5年で大きく変わりました」と言う。たとえば100万円を1年間預けたときに、金利0.001%であれば利息は10円でも、金利0.1%であれば利息は1000円。預金口座やカードを厳選しているかどうかは、長い目で見ると大きな差を生む。


 忙しいから、よくわからないからと、お金のことを先送りしていないだろうか? 2018年6月15日(金)に発売された『ほったらかしでもなぜか貯まる!』(主婦の友社)には、貯まらない30、40代と対話し、風呂内亜矢さんがあたため続けてきたハウツーが詰まっている。