「ねんね期」の赤ちゃんとの遊び方——成長に合わせた遊びが分かる!

出産・子育て

2018/6/24

『0歳児とのあそびかた大全』(汐見稔幸:監修、栗生ゑゐこ:絵/大泉書店)

 もうじき新しい命をこの世に授かるお母さん・お父さん、あるいは生まれてまもない赤ちゃんを育てている真っ最中のお母さん・お父さん、0歳児というのは、生きていくために必要な機能を得ていくとっても大切な時期です。だから、赤ちゃんと遊んであげることで、それらの機能を手に入れるためのお手伝いをしてあげてください。でも、赤ちゃんは自分のペースでしか成長していきません。それぞれの成長段階に合わせた遊び方が必要になってくるのです。

 そこで本稿では、そんな0歳の赤ちゃんとの遊び方を、ねんね期・くびすわり期・ねがえり期・おすわり期・はいはい期・つかまりだち期の6つの期間別にまとめている『0歳児とのあそびかた大全』(汐見稔幸:監修、栗生ゑゐこ:絵/大泉書店)の中身をちょっとだけのぞいてみましょう。

■眠っている時間の多い「ねんね期」の赤ちゃんとの遊び方

 1日のうちのほとんどを眠って過ごす「ねんね期」にある赤ちゃんは、原始反射という動きをたくさんします。たとえば、赤ちゃんの手のひらに軽く指をあててあげると、ギュッと握り返してくれるのです。この原始反射は、生命維持機能や運動機能の発達に大きく関わっているといわれています。赤ちゃんの触覚にたくさん刺激を与えてあげて、これらの機能の発達を促してあげましょう。

 これにとても効果があるのが、いろいろなものを小さな手に握らせてあげることです。レジ袋、ブロック、タオルや新聞紙などのさまざまな材質でできたものを握ることで赤ちゃんの感覚はどんどん育っていきます。カサカサ、つるつる、ふわふわ、ゴソゴソ…いろいろな手ざわりを赤ちゃんに感じさせてあげましょう。

■動くものに興味を示し始める「くびすわり期」の赤ちゃんとの遊び方

 生後3~5か月くらいになると、赤ちゃんは首がすわってきます。また、周りにいる人たちや動くものを目で追いかけるようにもなってきます。この時期からは縦向きに抱っこされたり、うつぶせの姿勢ができるようになったりするので、遊びの幅もうんと広がってきます。遊ぶときには、うつぶせにしてあげてからだの下にクッションを挟んであげると、赤ちゃんはこれまで見ることのできなかった少し高いところからの視界を楽しめるようになります。

 クッションを使ったうつぶせにも慣れてきたら、次は腹ばいチャレンジです。赤ちゃんを腹ばいにして、お母さん・お父さんも同じ姿勢になり隣に並びます。赤ちゃんのそばにぬいぐるみを置いたりおもちゃを鳴らしたりしてみてください。赤ちゃんは頭をあげて反応してくれます。この遊びは首のトレーニングにとても効果的ですが、やりすぎると疲れてしまったり首を痛めてしまったりするので、注意しましょうね。

 本書には遊び方のほかにも、赤ちゃんと遊んでいるときの「あるある」を描いた4コマ漫画や、赤ちゃんをあやすためのわらべ歌などのさまざまなコンテンツが含まれています。楽しみながらはじめての子育てをするのにぴったりです。本書は手元に常に用意しておいて、遊び方に困ったら事典のように新しい遊び方を探してみるといいかもしれませんね。

文=ムラカミ ハヤト