5300人が選んだ『ONE PIECE』人気キャラ結果発表! 主人公を抑えて堂々の1位に輝いたのは?

アニメ・マンガ

2018/8/11

『ONE PIECE』(尾田栄一郎/集英社)

 累計発行部数が3億6000万部を超えた大人気マンガ『ONE PIECE』(尾田栄一郎/集英社)。世界累計発行部数では4億3000万部を超えたというので、もはやこのマンガの強さと危険度をはかる“懸賞金”の数字に見えてくる。マンガ界の世界的大海賊のような作品だ。

 そんなワンピースが今年、なんと連載20周年を迎えたそうだ。そうか……ルフィがフーシャ村で近海の主を殴り飛ばしてから20年も経ったのか……。ファンとして非常に感慨深い。尾田先生も言葉にできない思いがこみ上げているだろう。なにせ20年前のチビっ子ファンのあそこが毛でボーボーになってしまったのだから……。

 それを受けてダ・ヴィンチニュースではTwitterでアンケートを募った。ファンのみなさまからワンピースで一番好きなキャラクターを投票してもらったのだ。選択肢は「ルフィ」「ゾロ」「サンジ」「チョッパー」の4択。1ヶ月間で5309票もの投票が集まった。読者のみなさま、ありがとうございます!

 筆者の超イチオシキャラクター、無人島で珍獣たちを守り続ける孤高の漢・ガイモンさんがなぜ選択肢に含まれていないのか、ダ・ヴィンチニュース編集部に若干の疑問を抱くが、さっそく結果をご紹介しよう!

■4位 トニー・トニー・チョッパー 7%(371票)

 麦わらの一味の船医であり、いざという時の非常食、トニー・トニー・チョッパーが第4位の結果に。そのマスコット的な愛くるしい見た目から怪物三人組を蹴散らすかと思われたが、懸賞金の伸び悩みが得票数にも響いてしまったようだ。チョッパーにとって非常に残念な結果だが、Twitterにはこんなコメントが届いていた。

「ワンピースのキャラクターはそれぞれに物語の背景が深く作り込んである。それだけに唸る程に悩んで、選ぶならチョッパーとナミ」

 チョッパーには悲しい過去がある。だからこそ2年間の修行を経て、怪物になって一味の前に現れたときは、胸が熱くなるのを感じた。チョッパーの魅力はファンに確実に届いている! ホールケーキアイランド編でも大活躍したので、次回は懸賞金の100倍の得票を見せてほしいところだ。

■3位 モンキー・D・ルフィ 21%(1114票)

 我らが船長モンキー・D・ルフィが第3位にランクイン。うーん……主人公だというのに不甲斐ないなぁ。ドレスローザ編ではトラファルガー・ローと共闘して七武海の一角ドフラミンゴを粉砕し、ホールケーキアイランド編では最強を誇るビッグ・マム海賊団の幹部“3将星”カタクリをなぎ倒したというのに。

 少々悲しい気持ちがわき上がるが、それだけ仲間たちが大活躍した結果なのかもしれない。大剣豪になるため、世界地図を描くため、勇敢なる海の戦士になるため、オールブルーを見つけるため……9人全員に大きな野望がある。その野望のため、最近では彼らの奮闘が光る場面も多い。この結果は、未来の海賊王のクルーになる仲間たちの健闘を表しているのではないだろうか。

■2位 サンジ 34%(1805票)

 ホールケーキアイランド編で涙のにじむ過去が明らかになったサンジが第2位にランクイン! ホロリとくるルフィとの絆、憎むべき家族さえも守ろうとする優しさ、三つ目のプリンに迷わず「美しい」と発言する様子、本職である一流コックの腕で四皇の舌を唸らせるシーンなど、ビッグ・マム海賊団との闘いでサンジの魅力に引き込まれた読者が多かったはずだ。

 怪物三人組の一角であり、絶対に女を蹴らないと誓う騎士道精神を持つサンジは、個人的にも大好きなキャラクターだ。一時は一味を離れる展開に非常に心配したが、この戦いで魅力が倍増して戻ってきたように感じる。海上レストラン「バラティエ」を守ろうとして“ジジイ”のために身を呈したように、仲間を巻き込むまいと苦闘したサンジは、登場初期からずっとブレずにかっこいい。

■1位 ロロノア・ゾロ 38%(2017票)

 アンケート堂々の第1位は、一味の副船長(バルトロメオ談)であり三刀流が光るロロノア・ゾロだ! Twitterではこんな声が寄せられていた。

「やっぱりゾロ。かっこいいし、方向音痴やたまに抜けてるところがまたいいです。あと、サンジとの掛け合いもね」

 確かにこんなに心ひかれるキャラクターはいない。いつも昼寝か酒飲みをしているかと思いきや、戦闘では圧倒的な剣技で敵の幹部を斬り倒し、ときたま船長より迫力ある表情を見せ、一味の危機には迷わず己の命を差し出す。男気の権化みたいな存在だ。

 その一方で、仲間さえも戸惑う方向音痴を有し、天然な様子も垣間見えるので、このギャップにキュンとくる女性も多いだろう。世界最強の剣士・鷹の目のミホークの下での修行を経て、さらに強くなったゾロの底はいまだ見えない。新しく始まる“ワノ国”での活躍が待ち遠しい。

■番外編

 また、アンケートの選択肢になかったキャラクターの中で最も人気を集めたのは、“死の外科医”トラファルガー・ローだった。特に女性に人気なようで、サンジの妬む姿が思い浮かぶ。次いで、ルフィの義兄であり白ひげ海賊団元2番隊長のポートガス・D・エースが票を集めた。

 そして残念だったのが、どれだけ探してもガイモンさんの得票がなかったことだ。なぜだ……。ワンピースファンはガイモンさんの存在を忘れたのか。これを機会に、ぜひコミックス3巻で描かれる彼の雄姿を思い出してほしい。

 連載も20周年を迎え、ワンピースという物語は中間地点を超えた。ちりばめられた伏線が少しずつつながりはじめ、遠い存在だったラフテルが輪郭を帯びてきたように感じる。これからクライマックスに向けていよいよ盛り上がることは間違いない。

 この勢いのまま連載が続けば、ワンピースの発行部数がルフィの懸賞金を抜く日もくるかもしれない。

文=いのうえゆきひろ