ママ友からのランチのお誘いどうする!? ママ友との良好な関係を保つ「距離感」とは?

出産・子育て

2018/9/11

『「あ〜めんどくさい!」と思った時に読む ママ友の距離感』(西東桂子/青春出版社)

 子育てで、避けて通れないのが「ママ友」とのつきあい。たびたびドラマや小説の題材になるように、この関係には何かとトラブルが起こりがちで、頭を悩ませている人も多いことだろう。

キーワードは「距離感」。ママ友づきあいで悩んだり苦しんだりしているママは、この「距離感」が分からなくなっている状態だと言えます。

 こう分析するのは、『「あ〜めんどくさい!」と思った時に読む ママ友の距離感』(青春出版社)の著者で、幼児教育ジャーナリストの西東桂子さん。同書では、ママ友との関係を良好にする「距離感」の取り方を伝授する。

■「今度ランチでも」は受けるべき?

 それまで挨拶を交わす程度だったママ友関係が、一段階上がる予感のするランチのお誘い。社交辞令なのか、真に受けてよいものか、悩みどころだが一体どうすれば…?

園の送り迎えで遭遇したママ友から「今度ランチでも」と声をかけられたら、「喜んで」と答えて

 ひとまず一歩踏み込んでみて、途中で話がフェードアウトしたら、やっぱり社交辞令だわと割り切るだけだ。声をかけてくるのは、それなりに興味を持たれているということ。ママ友になるチャンスをみすみす逃すことはないのだそう。

 ちなみにランチが実現した場合、最初は立ち入りすぎない話題を。子供の性格や、お手軽レシピの話題などで、ママ友との距離感「半径100m」程度にとどめておこう。

■LINEの呪縛にはすぐにギブアップ宣言を!

 運良く気の合うママに出会えたら、一気に距離感「半径5m」くらいまで仲が深まることもある。そうなると悩むママが増えるのはLINEのつながりだ。相手がLINE好きだったり、賑やかなグループLINEに入ってしまったりすると、四六時中スマホが鳴りっぱなしなんてことも。

 とても全部返しきれないし、既読スルーもしづらい…そんな時の対処法として本書では「すぐにギブアップ宣言」することをすすめる。

 とはいえ、「すみません、抜けます」とストレートに言ったのでは、当然角が立つ。「下の子の世話でなかなか返事できなくてごめん」と先に謝ったり、「なかなか返せなくて、皆さんに失礼だと思って…」と切り出したりするとよいのだそう。場合によっては嘘も方便だ。

 LINEだと印象がきつくなりがちなので、直接会って話すのが原則。ポイントは、楽しんでいるママ友を否定するような言い方だけは避けることだ。

 しかし、LINEを全面NGにしてしまうと、本当に欲しい情報まで手に入らなくなることも。例えば、「スタンプばかりで申し訳ないけど、許してね」と前置きしておくなど負担を抑えられる「程よい」使い方を探ってみよう。

誤解を恐れずに言えば、ママ友はいわば期間限定のおつきあいです。

 中には一生もののママ友に出会う人もいるだろうが、大概は幼稚園や小学校といった期限付きのつきあいになるのもママ友の特徴。悩み苦しむ毎日よりも、「今だけ」と割り切って楽しく心地よく過ごす方がよっぽどよい。そのために必要な「距離感」を、本書で学んでみてはいかがだろうか。

文=吉田裕美