汚部屋からの脱出のカギは簡単DIY!主婦目線の身になる片づけ本

暮らし

2019/2/1

設計者主婦が教える片づく収納アイデア
『設計者主婦が教える片づく収納アイデア』(伊藤茉莉子、工藤絵美子、三木嘉子/エクスナレッジ)

「普通に生活しているだけなのに、気が付くと家の中が散らかっている…」――そんな悩みを抱えていても、仕事や育児に追われていると部屋の片づけにまでは中々手が回らないのが主婦の現状だ。しかし、『設計者主婦が教える片づく収納アイデア』(伊藤茉莉子、工藤絵美子、三木嘉子/エクスナレッジ)で片づく家を作るヒミツを知れたら、綺麗な我が家を保ち続けることができるかもしれない。

 本書は巷に溢れている片づけ本とは一味違い、3人の設計者主婦が片づく収納アイデアを伝授している。コスパのいい100均収納や簡単にできるDIYなど、誰でも真似しやすい住まいの工夫は、目からウロコ! この1冊があれば、いつでもお客さんを呼べるスッキリ部屋も夢ではない。

■ごちゃつきやすいリビングは3つの方法でスッキリと!

 家の中で最も散らかりやすいのが、家族の憩いの場となるリビング。リビングは子どもの遊び場や親の息抜き場所になるため、日用品が溢れてしまいやすい。そんなリビングをスッキリさせるには、DIYにチャレンジしたり間取りに着目したりしてみよう。

DIYにチャレンジしたり間取りに着目

 対して、間取りに着目したい方は壁に沿ってソファーを配置してみよう。

間取りに着目したい方は壁に沿ってソファーを配置

 ソファーのコーナー部分には天板つきのサイドテーブルを置けば、おうちでのカフェタイムも楽しみやすくなる。ソファー上のスペースは収納として活かすと、リビングがさらに広々と使えるようにもなるので、一石二鳥だ。

 また、現在、新築やリフォームを考えている方はリビング・ダイニングの脇に「リビングクローク」を設けるのもよい。

リビングクローク

 特に大家族の場合は家族が多い分、リビングに溢れるものが多くなってしまうので、コートや帽子などもしまえるリビングクロークを作ってみよう。

 リビングクロークの一部には、アイロンがけなどのちょっとした家事ができるスペースも用意。家族の趣味に合わせ、書籍やDVDが楽しめる書斎型にすれば、ひとりの時間も楽しみやすくなる。

 家族みんなが集まるリビングには、ほどよい距離感を保てるスペースも大切。使い勝手がいい家を作ることができたら、我が家がさらに大好きになるはずだ。

■押し入れはDIY次第で七変化!

 さまざまなものが収納できる押し入れは奥行きがあるため、上手く有効活用できていない場合も意外に多い。こうしたときは思い切ってDIYをし、押し入れを自分好みにカスタマイズしてみよう。

 在宅ワークをしている方やハンドメイドが趣味な方は襖を外し、押し入れをデスクワークスペースに。

押し入れをデスクワークスペースに

 有孔ボードを取り付ければ、押し入れ自体を傷つけてしまう心配もなくなる。押し入れの丈夫な中段板を上手く活かしたこのDIYは初心者でも手軽に真似できるのがうれしいポイントだ。

 なお、押し入れのDIYは他にもたくさんある。

例えば、洋服が収まりきらなくなったときは中段板を撤去し、押し入れをクローゼットとして使用するのもオススメだ。

押し入れをクローゼットとして使用

 棚柱を壁に取り付けたり引き出し収納を設けたりしていけば、自分が持っている洋服に合ったクローゼットが完成させられる。

 また、自分だけのスペースが欲しいときは押し入れを半個室の書斎にするのもよい。

 半個室を作るには襖と中段板を撤去するだけでなく、合板でベンチを作成することも忘れずに。マットレスを敷いたり飾り棚を設けたりしていくと、自分好みのリラックス空間が出来上がる。ペットを飼っている方は飼育している動物の習性を踏まえながら、押し入れをペット専用のスペースにしてみるのもよいかもしれない。

 現在の収納に満足できていなくても、部屋の増設となると躊躇ってしまう方も多いはず。しかし、押し入れを賢くDIYすれば、収納を増やしたり理想の空間を手に入れたりすることができるのだ。

 本書には他にもさまざまなDIYが多数掲載されているので、ぜひチャレンジしてみてほしい。

 自分が暮らしている家に合わせた収納術が分かれば、片づけはもっと楽しく楽に行うことができる。スッキリとした憧れのおしゃれ部屋を作るにはまず、自分の家の問題点や思い描いている理想に目を向けていこう。

文=古川諭香