幸せ引き寄せメソッドは○時に実行! 人生を変えるノート活用術

暮らし

2019/2/19

『新装版 「わたしはすばらしい」と毎日ノートに書きなさい』(河村京子/あさ出版)

「幸せになりたい」という想いは、誰の心にもあるもの。しかし、人生はそう上手くはいかない。現に、読者の中にも不満な現状をどう変えていけば幸せになれるのか、悩んでいる方は多いだろう。“人生を変えたい”という気持ちはあっても、大きな決断を迫られると躊躇してしまうのが人間だ。

 だが、大きな決断をしなくても、毎日ちょっとしたことを習慣化させていくだけで、人生を変えることができるなら、チャレンジしてみたくなるはず。『新装版 「わたしはすばらしい」と毎日ノートに書きなさい』(河村京子/あさ出版)はお気に入りのノートとペンを用意し、毎晩肯定的な言葉を書くことで人生を変える、斬新な引き寄せメソッドを教えてくれる。

「ノートとペンだけで人生は変えられる」――こんなうたい文句を目にすると、半信半疑な気持ちを抱えてしまう方もいるだろう。だが、著者である河村さんの成功談を知ると、この夢のようなメソッドの凄さが分かる。

 実は河村さん自身も以前は両親との確執や夫との不仲、借金などといった不幸せな状況に頭を悩ませていた。そんな出口の見えない日々に希望の光を与えてくれたのが、1冊のノートとペン。河村さんは毎晩、寝る前に心の中に秘めている夢や願望をお気に入りのノートに綴っていた。その結果、神戸の一等地で複数店舗のエステティックサロンを運営するまでに。今では美容関連会社数社の顧問も務めている。

「不幸せだ」と嘆いていても、現状は何も変わらない。人生を変えたいのなら、自分の手で運を引き寄せる必要がある。そう教えてくれる本書は仕事や人間関係、コンプレックスなどあらゆる悩みを解決する救世主となってくれるのだ。

■引き寄せメソッドを成功させるカギは?

 河村さんが提唱する引き寄せメソッドを成功させるには、いくつかの注意点がある。例えば、ノートに肯定的な言葉を書く時間帯もカギとなる。

 人間は寝ている間に、自分の潜在意識にアプローチしている。怖い映画を見て寝た時に夢で不快な思いをしてしまうのも、実は自分の精神状態がそのまま睡眠中に継続するからだといわれている。

 だからこそ、寝る前に精神状態を安定させ、自分を肯定する言葉をノートに記すと、睡眠中でも肯定的な意識が持続するようになる。すると、潜在意識にプラスの言葉が刻まれ、よい結果がもたらされるのだ。

 河村さんの引き寄せメソッドはこのように、言葉の力や人の想いの強さに重点を置いているのがポイント。人は思い込みや普段使っている言葉によって、自分自身を不幸にしてしまっていることもある。それほど、想いや言葉は人生を変える力を持っているのだ。その証拠として、こんな興味深い実験結果も本書に挙げられている。

“2つの花瓶に花を用意して、一方の花瓶の花には「あなたはきれいね」と肯定の言葉を言い聞かせます。もう一方には「あなたは汚いわね。見てられないわ」という否定の言葉を言い聞かせます。すると、どうでしょう。10日も経つとそれぞれの花に言葉に忠実に反応した結果が表れるのです。”

 なんと、思考力を持たない花でさえも、言葉の力によって驚きの反応が見られるのだという。それならば、思考力を持つ私たちが同じことを自分自身に行ったら、どんな劇的な効果が得られるのだろう。

 河村さんのメソッドを深く知っていくと、思わず心がわくわくしてしまう。

■自分にかけてあげたい7つの言葉

 1冊のノートとペンを活かしたこのメソッドは、自分の生き方を見直すチャンスも与えてくれる。

 例えば、あなたは普段から「他人が自分をどのように見ているのか」ということばかりに気を取られてはいないだろうか。社会人になると友達だけでなく、上司や同僚、後輩の目も気になってしまうものだが、本当に大切なのは自分自身が自分をどのように見ているのかということ。謙虚で真面目な人ほど、自分のことを卑下してしまうことも多いが、それが習慣化すると、自己肯定感が低くなってしまう。

 そんな生き方をしている方にこそ、河村流メソッドを試してもらいたい。人前で自分を肯定しにくい場合は自分の部屋という誰もいない空間で、ノートに肯定的な言葉を書き、自分を思いっきり褒めてあげよう。ノートに書くという行為は腕や目、脳などさまざまな感覚器官を使うため、自己改造が成功しやすくなる。

 中には、自分に自信がなさすぎて、どんな言葉で自分を褒めればよいのか悩んでしまう方もいるだろう。そんな方に対し、河村さんは7つの言葉を推奨している。

1.私は私を許しました
2.私は私と和解しました
3.私は私が大好きです
4.私は私に感謝します
5.私は私を愛します
6.私は私を祝福します
7.私は私を信じます

 7つの言葉はノートに書くだけではなく、毎日声に出して読みあげるのもおすすめ。自分を愛し、認めていくことができたら、私たちは今よりももっと心躍る人生を手に入れられる。

 明日の自分を変えるには、1冊のノートとペンさえあればいい。そう思わせてくれる本書は、今日までの自分を脱ぎ捨てたくなった時にこそぜひ、手に取ってみてほしい。

文=古川諭香