「ペラペラ」なんて必要ない! CAが教える、たった1回「ズバッ」と伝える英会話術

ビジネス

2019/2/21

『1回で伝わる 短い英語』(mami/KADOKAWA)

 海外からの観光客が大幅に増えていると感じないだろうか。街でも見かけるし、特に新幹線や飛行機、観光地では、たくさんの外国人観光客を目にするようになった。駅やお店などでも、スタッフが英語で観光客に応対する様子を見かけることが増えた。毎日の生活の中で、少しずつ、でも確実に、生の英語に触れる機会が増えている。

 そんな中で、外国人に英語で話しかけられたけれど、うまく応対できなくて悔しい思いをしたことがある方も少なくないのでは? 学校で教わった英語を思い出しながら話すけれど、焦りや緊張で、文法や単語がメチャメチャになってしまう。日本語でも、必ず正しい文法で話しているわけではないので、英語も然りなのだが、外国語となると、どのくらい崩していいのか判断が難しい。

 そこで、ぜひ参考にしていただきたいのが『1回で伝わる 短い英語』(mami/KADOKAWA)。エミレーツ航空のキャビンアテンダントとしてリアルな英会話を実践してきた著者が、ネイティブが使うような「ペラペラ英語」ではなく、「1回で伝わる 短い英語」を、解説を交えて紹介している。正式な英語をQ(問題)、省略した表現をA(回答)として、クイズ形式で楽しく勉強できる構成だ。

■英語で道を聞かれたら…

 道に迷った人に英語で質問され、目的地の場所は分かるのだが、道が分かりづらい場合や、自分の通り道であれば、一緒に行ってしまう方が早い。そんな時は、こんなに短い英語で伝えることができる。

その場所まで連れて行ってあげます。
Let me take you to the place.

ついて来て。
Follow me.

 乗っている電車が違うことを教えてあげたい時も、こんなにシンプルな表現で十分伝わる。

この電車は渋谷駅には行きません。
This train is not going to Shibuya Station.

これじゃないです。
Not this one.

■食事の席で説明したい時には…

 仕事やプライベートで、英語圏の人と和食を食べに行く機会があったとする。相手に食事を楽しんでもらうためにも、シンプルな英語で的確に説明してあげたい。例えば「寿司」は、海外でも人気があるが、お箸を使わずに食べる習慣があることを教えてあげたい時。

寿司は手で食べることもできます。
You can eat sushi with your fingers if you want.

寿司は手で食べられます。
Sushi is a finger food.

 相手が、わさびが苦手な場合は、「さび抜き」で注文できることを説明したら、無理をせずにお寿司を楽しんでもらえそうだ。

もしわさびが苦手なら、わさび抜きでお寿司を注文できますよ。
If you don’t like wasabi, you can order sushi without wasabi.

わさび抜きでもいいですよ。
Without wasabi is OK.

 本書では他にも、海外旅行の時に使える表現や、接客時の表現など、日常会話以外にも、さまざまな例が紹介されている。「上記の文から2語だけ残します」「shouldを使います」など、少しのヒントと一緒に出題されるクイズに答えていくだけで、確実に伝わる英語が習得できる1冊。今までよりも英会話が楽しめるようになること間違いなしだ。

文=松澤友子