あなたの腸は美腸?それとも汚腸? 今すぐできる3つの美腸習慣でおなかも心もスッキリ!

健康・美容

2019/2/21


「毎日お通じがあるから、私は便秘じゃない」と思っていませんか?
 でも、毎日出ていても「コロコロ状でかたい」「量が少ない」「出るのに時間がかかる」「残便感がある」「いつもゆるい」など、スッキリした感じがしないなら、腸内が汚れている「汚腸(おちょう)」状態の可能性も!

『腸が変われば、人生が変わる 美腸の教科書』(主婦の友社)の著者であり、日本美腸協会・代表理事の小野咲さんによると、「週に3回以上、いい便がスッキリ出ているなら、腸はきれいで元気な証拠」。
どうやら回数よりも、スッキリ感や便の状態のほうが、大事なようです。

 では、「いい便」って、一体どんなもの?

あなたの便は理想の便? 色や形で判定します!

 便は腸からの「便り」。 食生活や腸の状態がわかる、健康のバロメーターです。色や形、においをしっかりチェックしましょう。


 理想の色は黄土色か黄茶色で、形はバナナ状。量は片手にのるくらい、食べ物が発酵したような甘酸っぱいにおいが理想的です。そんなときは腸内もきれいな「美腸」状態とわかります。

 野菜をたくさん食べると水に浮きますが、肉が多いと浮きません。水に浮いているなら、食物繊維がたっぷりとれている証拠です。

「美腸」になれば、スッキリ出る! おさえたい3つのポイント

 そんな理想の便をスッキリ出すには、どうしたらよいのでしょうか?
 自身も長年便秘で悩み、腸をケアすることで解消した経験を持つ小野さんから、今すぐできる3つのポイントを教えてもらいました。

(1)食事:悪いものは出す!よい菌を入れて育てる
 美腸のためにもっとも重要なのが食事。

「腸にいいものを食べなきゃ!」と思いがちですが、その前にまず「悪いものは入れない」「老廃物はためない」ことが大切です。

 食品添加物や薬はできるだけ体に入れないようにすること。そして食物繊維をとって、便をしっかり出す習慣をつけましょう。その上で、腸をきれいにする乳酸菌(発酵食品)や、善玉菌を育てるオリゴ糖(玉ねぎ、にんにく、アスパラガスなど)をとることも大切です。

(2)運動:便秘の解消につながる、ぜん動運動をあと押し
 ウォーキングやジョギング、ストレッチといった全身運動は、腸の周囲の筋肉に刺激を与え、蠕動運動を促します。運動する時間がとれなくても、姿勢を正して歩いたり、呼吸を意識したりするだけでも効果的。

(3)腸もみ:セルフマッサージで腸の汚れを落とす
 自分の手を使い、腸を押したりつかんだりしてマッサージする「腸もみ」は、体が劇的に変わる美腸ケアの必殺ワザ。自分の「腸タイプ」に合わせた腸もみを実践すると、ますます効果が期待できます。「あともう一息なのに出ない!」ときも腸もみが強い味方です!

体だけじゃない。腸が変わると、なぜ心まで変わるの?

 腸がきれいになれば、便秘・下痢の悩みが解消するので、おなかがスッキリ。それにより気持ちもスッキリして、精神的にも安定するのは想像がつきますよね。

 でも、それだけではありません。
「小腸では、幸せホルモンといわれるセロトニンの9割が生成されています。セロトニンは意欲ややる気に大きく関係するので、腸の働きがよくなれば心も元気になるんですよ」と小野さんはいいます。


 腸内がきれいで、腸の働きがよければ、栄養がきちんと吸収され、体全体が健康になっていきます。便秘や下痢に悩んでいる人はもちろん、疲れや肌荒れ、冷え、生理痛、太りやすい、花粉症やアトピーなど、体の不調を抱えている人は「腸」をきれいにすることが体質改善のカギ。

 腸の状態は日々変わるもの。きれいな腸をつくる毎日のちょっとした習慣で、心も体も元気いっぱいの毎日を過ごしたいですね。