ネコ好きにはたまらないカットが満載! 人気の猫写真家・沖昌之と3人の作家たちによる「猫集会」コンセプトブック

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更新日:2019/3/1

猫集会表紙
(C)Masayuki Oki

『ぶさにゃん』(新潮社)や『必死すぎるネコ』(辰巳出版)、『残念すぎるネコ』(大和書房)などでおなじみ、人気のネコ写真家・沖昌之氏。ネコの日常風景を切り取った独自の写真が、ネコ好きの心をくすぐり続けている。

猫集会
(C)Masayuki Oki

 そんな沖さんのネコ写真とともに、池澤春菜氏、いしいしんじ氏、前田司郎氏という個性的な作家3人によるショートストーリーが掲載されているのが、『ヒミツのヒミツの猫集会』(沖昌之・池澤春菜・いしいしんじ・前田司郎 ・今泉 忠明/天夢人)だ。

猫集会
(C)Masayuki Oki

 ネコ好きなあなたなら、「猫集会」を知っているだろうか。どこからともなく集まってきては、やがて三々五々に帰ってゆくネコたち。彼らは何のために集まってくるのか。都市伝説にも似た「猫集会」の本当の意味とは?

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猫集会
(C)Masayuki Oki

猫集会
(C)Masayuki Oki

 ネコを愛すればこそ、気になる不思議なネコの世界。その謎にアプローチするべく完成したという本書は、やはりネコの魅力が盛りだくさんだ。 どこかの路地裏で、草むらで、海岸沿いの土手上で、近すぎず遠すぎず集まるネコたち。その姿は、ネコであること、そしてネコとして生きることに誇りをもち堂々としていて、ときに集団の中で弱気になる私たちにはまぶしく映る。

(C)Masayuki Oki

 沖さんが、遭遇したらラッキー、と心躍らせながらシャッターをきったという「猫集会」のカットの数々。そんな秘密裏に行われている「猫集会」の中身は、やっぱり我々人間は想像するしかない。