声と顔が一緒に若返る美顔ボイトレ。オスカー女優が美しい理由は「アノ筋肉」にあった!?

健康・美容

2019/3/14

『美顔ボイトレ』(鳥山真翔/祥伝社)

 若い頃に比べて、なんだか声が太く低くなってきた、声が出にくくなってきたというお悩みを抱えていませんか? そして、そんなあなたは、フェイスラインの変化やほうれい線、顔のくすみなども気になっていませんか?

 加齢によるものだとあきらめがちなこのような悩みをお持ちの方は、『美顔ボイトレ』(鳥山真翔/祥伝社)をぜひ試してみましょう。著者の鳥山真翔氏は、ボイストレーナー、美顔ボイストレーナーとして、アイドルをはじめ、歌手、女優、アナウンサー、声優などこれまで1万人以上の指導を行ってきた“発声のエキスパート”です。

■老けて見える顔やハリのない声の原因は――

 声の変化も顔の変化も、実は単純な加齢のせいではなく、「表情筋を使っていないこと」に原因があるのだそうです。私たちが声を出すときには、多かれ少なかれ顔の筋肉である表情筋を使っています。声と顔は深く結びつき、互いに影響を与えているのだそうです。

 この表情筋を使う「正しい発声法」を身につけると、喉まわりはリラックスしたままの状態でも、発声をコントロールし鼻腔に響かせることができるようになります。また、表情筋を使って話すことが習慣となれば、日常会話そのものが表情筋のトレーニングにもなるため、顔の皮膚の代謝もよくなり、たるみやシワ、くすみやシミなどにも効果があるといいます。

■実際に「表情筋」を鍛えてみましょう。とても簡単なその方法は?

 鳥山式美顔ボイトレは、表情筋エクササイズ(表情筋を動きやすくし鼻腔に空気を送りやすくするためのウォーミングアップ)と、声のトレーニング(発声法を変えるトレーニング)の2つから成ります。

▲正しい笑顔(pp.88~89)

 表情筋エクササイズは「正しい笑顔」「くちびる回し」など6種類。声のトレーニングは「美顔発声トレーニング」「スピードあげてウィウィウィ」など6種類。すべて行っても10分以内で終わります。

▲美顔発声トレーニング(pp.98~99)

 どれも1つのエクササイズは、たった40秒で済むものなので、時間がなければ1つだけでも毎日必ず続けてみましょう。たとえば、涙袋が反応する位置まで「口角挙筋」を上げているか、発声の際に顎を下げていないかなど、著者が示すトレーニングを効果的なものにするための大事なポイントを押さえながら、エクササイズを行うことができます。

 美顔ボイトレで使う主な表情筋は、涙袋からぶら下がっている「口角挙筋」。上戸彩さんや武井咲さんなど、オスカープロモーションの美しい女優さんたちは、みな口角挙筋が涙袋に向かってキュッと上がっているそうです。上がった口角と同時に、つややかで伸びやかに響く声も印象的ですね。口角挙筋は、筋膜でそのまま横隔膜とつながっているので、口角挙筋を使えばすなわち腹式呼吸にもなるので、全身のゆがみや呼吸の質の改善も期待できるそうです。

「一回のレッスンでも、声や表情が明るくなったり、フェイスラインや頬の高さが目に見えるほど変わる」という美顔ボイトレ。声が出やすくなった、二重顎がなくなった、などの体験談とともに、体験者の方々の顔の変化が実際にわかる写真も掲載されています。正しく声を出すだけで、アンチエイジングになるなんて。試してみない手はありませんね。

文=泉ゆりこ