靴の臭いに10円玉!? お金をかけずに家中スッキリきれいになる方法【浴室・キッチン・玄関編】

暮らし

2019/5/15

『この裏ワザでピカ! 得! 「家事のらくテク」』(生活の達人倶楽部/KKコングセラーズ)

 5月も半ば、あと1か月もすれば梅雨シーズンが到来。ジメジメした季節はせめて家の中だけでもスッキリさせておきたいですよね。でも掃除をするには特別なグッズや洗剤などが必要と思っていませんか? こういった便利グッズが出てきたのはつい最近の話で、昔から実践されてきたような裏ワザやアイデアを使えばお金をかけずにキレイにすることができるんです。

『この裏ワザでピカ! 得! 「家事のらくテク」』(生活の達人倶楽部/KKコングセラーズ)には家中で使える裏ワザが満載で、日々の生活で大活躍すること間違いなし。一家に常備しておきたいバイブル的一冊です。そこで今回はこの中から、浴室、キッチン、玄関で使える裏ワザを実際に試してみました。

1、<浴室編>鏡のくもりに歯磨き粉(P.25)

 浴室は常に高温多湿でカビが繁殖しやすい環境ですよね。しかも、石鹸カスや手アカ、水アカなどもたっぷりで油断していると鏡がくもってきたり、床などが黒ずんできたりするので、使ったら掃除・換気をするだけでなく、事前に汚れないように予防しておくのも大切だったりします。

 例えば鏡については、くもり止めに「歯磨き粉」を使います。スポンジなどに歯磨き粉を少量つけて鏡をこすり、水で洗い流すだけでOK。歯磨き粉のコーティング作用によって、4~5日はくもり止め効果があります。

 歯磨き粉で磨いて洗い流したあとの鏡はピカピカになり、実際にこの状態を6日ほどキープできたので、毎週末に浴室の掃除の1つとして加えるといいですね。浴室の鏡がピカピカなだけで浴室全体が明るく感じられました。

 ちなみにほかにも、じゃがいもの皮やお父さんのシェービングクリームなどでも効果があるようですが、家に必ずある歯磨き粉が一番使いやすいかもしれません。

2、<キッチン編>シンクの汚れはティーバッグで取る(P.72)

 毎日料理で使うシンクは、油断するとすぐにいやな臭いやヌメヌメしたぬめりが出てきてしまいます。特にこれからの梅雨の時期にはより一層の注意が必要です。そんなときには「使い終わった紅茶のティーバッグ」の出番です。使い終わった紅茶のティーバッグでシンクの汚れや特に排水口まわりをこすれば、紅茶に含まれているタンニンがぬめりや汚れをすっきり取ってくれます。使ったティーバッグはそのまま捨てられるので、スポンジなどを汚すこともなく、後片付けも楽ちんです。

 また、掃除のあともほんのり紅茶の香りがして、見た目がキレイになるだけでなく、心までリラックスできます。ほかにもステンレス製シンクなら、大根、にんじん、きゅうり、じゃがいもなど、料理に使った野菜の切れ端や古いジーンズの切れ端などで掃除すると、シンクが傷つきにくいんだとか。

3、<玄関編>靴のイやな臭いは10円玉で取る(P.288)

 靴の手入れは定期的にできていますか? お気に入りの靴だとなかなか洗えず、臭いがこもりがちです。特にこれから夏場にかけてはさらにひどくなってきます。洗剤を含ませた布で拭くだけでもかなり違いますが、ここでは「10円玉」を使ってもっと手軽にケアします。

 それは、脱いだ靴の中に10円玉を4~5枚ずつ入れておくだけ。それだけでケアできるの!? と心配になりますが、銅には脱臭効果があるので気になる臭いを取ってくれるんです。

 いちいち毎回財布から10円玉を出すのは大変なので、下駄箱に10円玉を入れた空き瓶を置いておくと便利ですよ。ただ、1日履いた靴は汗とホコリをたっぷり吸っているので、長く履きたいお気に入りの靴は、履いたら2~3日の安息日を設けることをおススメします。

 ここで紹介した以外にも、洗濯したあと、仕上げに酢水にストッキングをつけておくと伝線しにくくなる、部屋の壁紙が破れたりめくれたらアイロンをかけるなど、「ほんとに!?」と思わず試してみたくなるトリビア的裏ワザがたくさん紹介されていて、読むだけでも楽しい一冊です。

昔ながらの生活の知恵で簡単&節約&楽しみながら家中キレイに

 昔は「生活の知恵」を伝授してくれるようなお年寄りが近くにいたりしたものですが、最近ではそんな存在も少なくなり、また次々に便利グッズが開発され、ついついそれらに頼ってしまう時代に…。

 改めて本書で紹介されているような裏ワザを知ると「これでこんなことできるんだぁ」と新たな発見があり、理科の面白実験的に試してみたくなりました。これからの季節に向けてどうせ掃除をするなら、お金をかけず簡単に、そして楽しみながら家中をキレイにしてみませんか?

文=JUNKO