半年で15kg減! コンビニやファミレスに行っても大丈夫! 食べながら痩せられる「高杉式ダイエット」

暮らし

2019/5/27

『やセレクション 〜これを選んで食べたら、15kgやせました〜』(高杉保美/主婦の友社)
『やセレクション 〜これを選んで食べたら、15kgやせました〜』(高杉保美/主婦の友社)

 5月も下旬となり、迫りくる夏に向けて体を絞りたいと思うもの。けれど、体を動かしたり食事制限が厳しかったりするダイエットは三日坊主になってしまいがち…。巷には数多くのダイエット法が存在しているのに私たちは「もっと楽に痩せられる方法はないだろうか」と探し求めてしまう。

 そんな方にぜひともおすすめしたいのが、食べる喜びを欠かさずに痩せられる『やセレクション 〜これを選んで食べたら、15kgやせました〜』(高杉保美/主婦の友社)。著者である高杉さんは管理栄養士。自身も元は食事制限のダイエットに苦しんだり、リバウンドの辛さに悩んだりしたからこそ、体質に合わせた食べ方を意識することで痩せられる「高杉式ダイエットメソッド」を生み出した。そして、自らもこのダイエット法を取り入れ、わずか半年で15kgもの減量に成功したのだという。

 ストレスフリーで楽しく痩せられる高杉式ダイエットのキーポイントは、痩せ方と太る原因をセルフチェックすること。大手スポーツジムで、のべ2000人のカウンセリング、栄養指導を行った経験を持つ高杉さんが説くダイエットメソッドとは、果たしてどんなものなのだろうか。

■ダイエット前にまずは体質をセルフチェック!

 高杉式ダイエットを成功させるにはまず、「遺伝子チェック(=体質チェック)」をすることが大切。なぜなら、体質によって摂取すべき食材や控える食材は違ってくるからだ。

 例えば、「おなかがぽっこりしている」「炭水化物が好き」「食後4時間以内におなかがすく」といった特徴がある方は「糖質過剰タイプ」である可能性が高い。

 このタイプは炭水化物を制限するだけでなく、食事の最初に野菜を食べるよう意識したり、塩分が高いものを控えたりしていく必要がある。

 また、糖質過剰タイプの方はコンビニで買い物をする時、サンドウィッチやおにぎり、お弁当類、カップ麺、スナック菓子といったものを避けるよう努力。逆に、サラダチキンや焼き魚、焼き鳥、大豆製品など、たんぱく質が豊富な食材を積極的に摂取していくのがおすすめだ。高杉さんが提案するたんぱく質の目標摂取量は下記の通り。

これを参考にし、コンビニ食を選ぶ時はパッケージに記されている栄養成分の含有量をチェックしていこう。

 なお、本書には体質別に、ファミレスや居酒屋、レストランなど普段、足を運びやすい場所でチョイスすべき食材が記されているのも特徴。「食べたい」という欲求を我慢しなくてもいい高杉式ダイエットメソッドはストレスが溜まりにくい。自分の体質に適した食材を知り、太る原因を取り除いていこう。

■ストレスがダイエット成功を妨げる

 ダイエットが成功するかどうかは、本人の努力と熱意にかかっていると思っている方は多いかもしれないが、実はキレイに痩せるには“あるコツ”が。そのコツとは“ストレスを溜めないこと”。

 私たちの体はストレスを感じると、ストレスホルモンと言われている「コルチゾール」が副腎皮質から分泌される。このホルモンは本来、危険な状況に対応するための身体反応を起こしてくれるものだが、ダイエット時には悪影響を及ぼす。なぜなら、インスリンの分泌を乱すから。食後、過剰にインスリンを分泌させ、脂肪をつきやすくするのだ。

 従来の食事制限を頑張っていてもダイエットが成功しないのには、こうした理由があるように思える。だからこそ、ストレスを感じにくい高杉式ダイエット法は痩せやすいといえるのだ。

 ストレスを制して無理なく痩せるには自分に合ったダイエット法を見つけるだけでなく、ストレスによい食品を積極的に口にしていくのもおすすめ。例えば、大豆製品は腸内環境を整え、食欲抑制作用を持つセロトニンの分泌を促してくれる。そして、ビタミンCやEにはコルチゾールを抑制する働きがあるので、こうした食材を日常の中で積極的に取り入れていこう。

 また、本書には食のプロが勧める、簡単に真似できる自炊レシピも収録されている。

 ひと言で簡潔に語られているレシピの数々は、栄養バランスもばっちり。冷奴のアレンジ法や味噌汁のバリエーションの増やし方も記されているので、脱マンネリな料理が楽しめるようにもなる。すき間時間で作れるレシピ集は、忙しい大人女子の救世主にもなってくれるはず。

 ストレスに負けない高杉式ダイエットメソッドはダイエットの概念を変えてくれる。体重は食べることを諦めなくても、減らしていけるのだ。

文=古川諭香