恋愛や仕事の成功は住まいに関係していた!家に運気を育ててもらうには?

暮らし

2019/7/10

『『パワーハウスの作り方』(Keiko/扶桑社)

 運気がアップするのも衰退するのも、実は住む家に関係している。筆者がそう感じたのは自分自身の体験によるものだ。起業した頃の住まいは偶然にも玄関の向きや寝室の位置などがたまたま良かったらしい。そしてこれまた偶然だが、収納やインテリアなども運気アップにつながる使い方をしていたようだ。というのは後から知ったことだが、確かに植物の発育は良かったし、仕事につながる情報を持ってくる訪問客も多かった。あっという間に仕事は軌道に乗り、さらにグレードの高い住まいへの引っ越しも叶ったのである。

 住まいに対してあまり気を配らない人もいるが、暮らす環境をおろそかにしてはいけない。立地や周辺環境も大切だが、家具などの調度品や配色で気分も変わるし、集う人にも影響は出ると思う。そんな筆者にとって見た瞬間に心を奪われた書籍が『パワーハウスの作り方』(Keiko/扶桑社)だった。表紙の配色や雰囲気全体からパワーが伝わってきたのだ。まさに「パワーハウス」の名にぴったりである。

 筆者の場合、2軒目の住まいも当たり物件で、飼い始めた熱帯魚の産卵などが続き、仕事も好調で希望も叶うことが多かったが、その次がまずかった。一時的な仮住まいのつもりであまり考えずに決めたせいもあるのか、それまでとは想像もつかない衰退期へと突入したのである。

 内覧のときとは違い、どこか騒々しく落ち着かない環境ではあったが、はじめに気づいた異変は植物。株分けまでして増えていた植物たちが結果的にはひからびて全滅した。熱帯魚も次々死滅。仕事は目に見えて激減し、働いてもどういうわけか収入につながらない。そしてあるとき、以前来ていた知人や友人たちが誰も訪問しなくなっていることに気づいた。

『パワーハウスの作り方』の著者であるKeiko氏によると「家が勝手に運やチャンスを育ててくれる」のだという。パワースポットで良い運気を浴びてくるのも良いが、それよりも普段暮らす場所をパワフルにする方がずっと運気のアップにつながるのだそうだ。これは、身を以て経験している筆者にはかなり納得できる考え方である。家が運やチャンスを育ててくれる。確かにそうだ。

 Keiko氏は占星術師としてのスキルを活かし、さまざまな開運に関する情報を提供することで知られているが、氏の占星術は通常のものとは異なる。本書でも提案しているのは「月星座」での開運法だ。一般的に目にすることの多い星座とは生まれた日に太陽がどの星座の位置にあったかで判断する「太陽星座」のことだが、「月星座」とは月がどの星座の位置にあったかで判断するもの。いつどの星座が回ってきているかによってパワーハウスの作り方を解説してくれる。つまり、いつでも最良の運気を手に入れるためのアドバイスを得られるというわけだ。

 本書の巻末には自分の月星座と、2024年までの毎日の月星座の早見表がついているのも親切だ。ここに調べたい日が書かれていない場合には、公式サイトで簡単に検索できるからぜひ試してほしい。筆者も乙女の気分で自分の月星座を調べてみたところ、ワーキングスペースの掃除に力を入れると運気が上がるそうだ。実はちょうど作業スペースを変えたいところだった筆者は早速参考にしたのはいうまでもない。

『パワーハウスの作り方』では、恋愛や結婚、仕事に金運といった目的別のパワーハウスの作り方も解説してくれている。自分自身のことはもちろんだが、夫の出世や子どもの進学など、家族の運気アップまで可能なのだ。これはぜひ世の奥様方にも参考にしていただきたい。

 仕事であまり家にいないという人なら、住まいはあまり気にならないかもしれない。しかし、就寝時に過ごす場所としても家は大切なのだそうだ。それは決してお金をかけるということではない。家はちょっと工夫すればパワーの源になってくれるのだ。

文=いしい