「That’s how you do it!」で共感しまくり! 教科書英語じゃなく、もっとこなれた英語づかいをしたいならコレ

暮らし

2019/7/17

『日常のリアルなひとこと ためぐち英語』(THOMAS K. FISHR/高橋書店)

 普段のコミュニケーションや旅先での会話には問題ないレベルの英語力があっても、ネイティブスピーカーと話している時に耳慣れないフレーズに出会うことはないだろうか? 単語も構文もシンプルだけれど、自分の辞書にはない表現。会話の流れでなんとなくニュアンスは分かるのだが、自分では使いこなせない。映画やドラマで聞いたことはあるけれど、日常生活で使っていい言葉なのか判断できない…。そんな英語がスラスラと口から出てきたら素敵だ。

 そのニーズに応えてくれるのが『日常のリアルなひとこと ためぐち英語』(THOMAS K. FISHR/高橋書店)だ。英語のネイティブスピーカーである著者が、普段使っている表現の中から、5ワード以内で言えるシンプルな表現を厳選。挨拶や気持ちを伝える言い方など、シーン別に500ものフレーズが収録されている。それぞれのフレーズで鍵となる単語が空欄になっていて、頭文字を手がかりに当てはまる単語を答える形式で、ゲーム感覚で楽しく学べる1冊だ。

■友達や知り合いに会った時

How’s it going?

 友達や知り合いに会った時に、挨拶がてら声をかける時に使える表現。日本語にすると「どう?」となる。相手からこんな風に声をかけられたら、その時の気分によって、こなれた表現で返したいところだ。

Couldn’t be better. もう最っ高!

Not much. 別にふつう。

I’m barely hanging on. なんとかやってる。

■相槌を打ちたい時

 会話をしている時に、相手の話に興味を持って聞いていることを伝えたい時はどうだろう。日本語なら「なるほど」「へ〜」と相槌を打つところだが、英語にもさまざまな表現がある。

I’m all ears.

 一瞬、「え!?」と思いそうな表現。「私は全部耳です」とは? 日本語に訳すと「教えて教えて!」となり、相手の話を聞きたくてたまらない気持ちを伝える表現だ。相手の話を「聞きたい」「聞いている」ことを伝えるシンプルな表現は、他にも紹介されている。電話などでお互いの顔が見えない時には、相手を不安にさせないためにも役立ちそうだ。

I’m listening. ちゃんと聞いてるよ。

Keep talking. 続けて。

■気持ちを伝えたい時

 会話中に感じた気持ちを伝えられると、話が弾むことも多い。英語でのコミュニケーションを楽しむためにも、フレーズをストックしておこう。

That’s cool. いいね。

That’s sweet. イケてる。

Good deal. よかったな。

 相手に共感した時の褒め言葉なら、こんなフレーズがある。

That’s how you do it!

 日本語にするなら「そう、それだよ!」というニュアンス。筆者の個人的な感覚だが、「That’s how/what…」という表現を使うと、よりネイティブっぽい感じが出るような気がするので、こちらもオススメだ。

That’s what I’m talking about!

 誰かがいい結果を出した時などに、「すばらしい!」と喜びを伝える表現だ。

■誘いを断る時

 誘いを受けたけれど、パスしたい時もあるだろう。相手の気持ちを考えて丁寧に断ろうとすると、教科書にあるようなかたい表現になりがち。そんな場面で、自然だけれど失礼ではない表現を使えると、相手に必要以上に気をつかわせることなく、サラッと断れそう。かなりストレートな表現もあるが、失礼にはならないのでご安心を。

I’m not in the mood. 気分じゃないや。

I’m not feeling it. 気が乗らない。

Maybe next time. また今度かなあ。

I’ll pass. 僕はパス。

 本書で紹介されているフレーズは、シンプルですぐに覚えられそうなものばかり。聞いたことはあっても、いかにもネイティブっぽい表現で、英語の教科書に載っていないものを使うのには躊躇してしまうことも多いが、本書ではニュアンスも解説されているので、安心して使えそうだ。おしゃれなフレーズも豊富に掲載されているので、気に入ったものから使ってみてはいかがだろうか。

文=松澤友子